Kevin Bacon Numberについてはいまさら説明する必要はないだろう。何本の映画の共演者をたどればケヴィン・ベーコンにたどりつけるかという本数のことだ。Oracle of Baconにいけば、好きな人のベーコン数を教えてくれる。残念ながらこれの問題はimdbのデータを引いてるってことで、imdbに登録されていない人名は出てこない。だからオレの場合だと林由美香 ベーコン数3と『発情女刑事』で共演してるから3+1=4とか計算して満足するしかなかったわけだ。
スペイン北部、バスク地方の小都市サン・セバスチャンに来ています(バスク語ではDonostia)。現在開催中の第56回サン・セバスチャン映画祭の取材でJapon en negroと題して日本のフィルム・ノワールを特集するプログラムがあるので、その取材ということです。「え、これがフィルムノワール?」と言いたくなるようなタイトルも散見されますが、43本を数えるかなり野心的なプログラムで、黒沢清から伊藤俊也までゲストも多彩、大いに楽しんでいるところ。
先日はなんと掟破りの逆取材、El Diario Vasco というこっちの新聞に取材されてしまいました。日本から来たジャーナリストに特集上映の感想を聞くという趣旨だったみたいだけど、カメラマンにすごいポーズをつけられて、とんでもない写真を撮られてしまいました…ちなみに記事の中では、こっちで大いに話題になっているらしいTiro en la cabezaというETAのテロリストの日常を描いた映画について「映画的な欠点はあれど、現実と切り結ぼうとすることは高く評価したい」みたいな、妙に上から目線のコメントをしています(たぶん)。
今年の金沢はすごかった。クリスピン・グローヴァー見たさに藤原ヒロシから殊能将之、古泉智浩までが金沢に集結、映画の方もとうてい信じられないようなもので、ただただ呆然の時間だった。前のエントリにも書いたように、ぼくは字幕を担当したのだけれど、It is Fine. Everything is Fine!を見るのはこれがはじめて。話は知っていたのだが、まさかあんなイメジャリーが登場するとは思わなかった。度肝を抜かれたとはこのこと。
It is Fine. Everything is Fine!はすさまじい情念の映画だった。一生に一本しか作れない類の映画だと思うけれど、What is it?もやはり一生に一本しか作れない映画(こちらは正しくLAアンダーグラウンドの教養にのっとった、ケネス・アンガーの正統な後継者たる作品だ)だったので、クリスピン・グローヴァーというのはつまりそういう映画作家なのかもしれない。
画面なしのDVDを聴きながら字幕をつけていたのだが、二本目、IT IS FINE!の方がおかしい。長さも55分しかないし、途中で重要な部分が抜けている。どうも一巻抜けてるんじゃないか? 頼むから音声トラックだけでいいから送り直してくれ(この時点では、もはや「音声トラックだけでいい」ことになっている)と頼むと、送られてきたのは……前回と同じものだった(笑)。再度頼んで、ようやくちゃんとした長さの音声が送られてきたのである。
今回、見ていちばんびっくりしたのがアート集団Chim↑Pomのビデオ。Death of Blackってパフォーマンスでは拡声器からカラスの鳴き声を流して群れを呼び集め、バイクの後ろに乗った少女が頭上高くにカラスの剥製を掲げて走ると、その群れが後からついてくる。騒がしく喚きながら飛ぶカラスの群れを引きつれ、東京の街を疾走する美少女! これは格好良かった。ついにカラスは日本政治を動かす影のフィクサーの…… ピカチューも良かった。オレもピカチュー欲しい。
This is a stupor-inducing, would-be thriller from Japan whose
sporadic action and inept storytelling is as generic as its title.
Based on a reportedly popular novel by Tetsuo Takashima, the film
patches together a plot so faux it would be laughable if the whole
thing wasn't so terribly humorless. A photojournalist who witness the
crash of a U.S. stealth plane and is embroiled in the search for its
lethal payload and the global implications that accompany it.
映画がらみの取材でLAに来ている。取材も終わったんで今日は映画でも見るか……と新聞を開くと、なんとAmerican
Cinemathequeでクリスピン・グローヴァーの監督デビュー作、What is it ?
を上映しているではないか! しかも昨日は三部作の第二作、It's fine! Everything is
fine.(すでに不吉きわまりないタイトル)を上映していた!!! 後悔先に立たずとはこのこと。しかし一作目だけでも行かないわけにはいかないのです
べての予定をふっとばして見に行く。
最近のコメント