2008-05-13

その日のまえに (2008)

Before the Day

 重松清原作、大林宣彦監督作品『その日のまえ
に』のロケにエキストラとして参加してきた。撮影現場はなんと下妻。下妻駅朝8時40分と言われ、ありえない……と思いながらもつくばエクスプレスのおかげで都内へのアクセスが大幅に時間短縮されたロリィタとヤンキーの街へ出かける。行ってびっくり、あの映画以上に見事に何もなく、ロリィタはおろかヤンキーすらいない。駅にあったのは『下妻物語』のロケ地ガイドだけだった。しかしこれ見て「ジャスコ下妻店」に出かける人はいるのだろうか!?

 真冬という設定なので、一度片づけたセーターを引っ張り出していったのだが、茨城はひどく寒く、季節はずれの衣装がまったく季節はずれでなくなってしまった。ずっと撮影を見学していたのだが、やはり大林組はすごい。『22才の別れ』のときにも感嘆したのだが、大林宣彦はカメラを動かしながら人を動かし、車両を動かしてタイミングを合わせる……みたいなタイミング命のテクニカルな撮影を平然とやってしまう監督である。今回もごく平然とものすごく面倒くさそうな撮影をやっていて、まあ技術スタッフはさぞかし大変だろうなあ、と思わずにはいられない。撮影は一ヶ月以上続くそうで、これも現代の映画作りからすると常識はずれな豊かさである。もちろんそれが許されてしまうのは大林宣彦だからなのだが、求めない者には決して手に入らないということでもある。

 映画はWOWOW製作で秋以降に公開予定。脚本は少しだけ読ませてもらったが、かなりすごい映画になりそうな気がする。監督本人によれば「70歳にして原点に帰った新たな処女作」だそうだ。

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2008-04-24

北京国安1-0鹿島アントラーズ@北京

 ACL天下分け目の決戦を見るためにサッカーバー・フィオーリに出かける。この試合で勝てば一次リーグ勝ち抜けが決まるという試合だったのだが……

 正直、この試合は1-0でラッキーだった。下手すればここでACLが終了していてもおかしくなかった。パススピードが遅く、運動量において負けており、1-0で済んだのは北京のFWがシュートをすべてはずしてくれたおかげだった。一点取れたら一気に崩せる雰囲気はあったんだけどなあ。シュート打てよ、田代!

 近所だったのでゴールデン街で自棄酒を一杯やって帰る。

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2008-04-23

ピ○チュウかわいいでチュウ

 ガンダーラ映画祭のChim↑Pom作品にたいへん感動したので、高円寺の無人島プロダクションに行って、Chim↑PomのDVD P.T.A.を購入してきた。ギャラリーの人がいたので、「ピ○チュウいいですね!」と言ってみたら本物を見せてくれた。いやーすばらしい。ピ○チュウか わいいでチュウ。ぼくも欲しいでチュウ!と頼んでみたのだが、売りものではないのだった。やっぱりいろいろと問題があるらしい(動物愛護の人とかN天堂方面とか)。たぶん ゲームフリークはオッケーだと思うけどね!

 その後ポレポレ東中野でR18 Love Cinema Showcase vol.5『激愛!ロリータ密猟』と『ゆーのーみー』。『ゆーのーみー』を見るのはたいへん辛かったが、これはまあしょうがないかもしれない。『激愛!ロリータ密猟』と組み合わされた方が可哀想だ。こ れ、ピンク映画史に、というか日本映画史に残るような一本だもんなあ。単純にゲリラ撮影がありえないとか暴力描写がすごいとか曲はどうなってるんだとかそういうことではなく(それぞれの要素はどれもありえないくらい強烈なのだが)画面全体のテンションがはじけすぎていて、見ていてひたすら圧倒される。 次に見られるのがいつになるのかわからないけど、上映されるかぎりは見に行こうと思う。

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2008-04-18

さよならリトル東京

 長らくhttp://www.ltokyo.com/yanasita/に置いていたぼくのホームぺージだけど、このたびついにltokyo.comが閉鎖されることになったので、niftyの自前アドレスに移します。アドレスはhttp://homepage3.nifty.com/yanasita/。旧アドレスも6月頃までは生きているはずなので、徐々に移行してゆきます。

 

リトル東京というのは桝山寛さんがウェブページの集合体コミュニティみたいなプロジェクトをやろうということで、日本の個人ホームページ草創期の主だったところを集めた、今にしてみれば豪華なプロジェクトだったのだ。池松絵美(辛酸なめ子)とか砂原良徳とか。ピクスピもいたんだっけ? 個人ホームページを持つコストが安くなったので、みんな自前でページを持つようになって徐々にすたれて いったんだけど、ぼくと大森望だけはそのままずるずると居座っていたわけ。桝山さん、長いことありがとう!

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2008-04-15

金沢古本屋めぐり


  antiquarian Duckbill 
  Originally uploaded by Garth Yanashita.

 週末は友人の結婚式で金沢へ。ついでなので、現地の友人を運転手としてコキ使い、金沢の古本屋めぐりをする。朝の10時から夜中11時まで飯も食わずに走りまわり、古都金沢の古本事情はほぼ把握したので個人的ベスト5を。

  1. 金沢文圃閣 小さい店だが品揃えは抜群。脂っこいところが揃っていて値段も手頃。金沢で一軒寄るならここでしょう。唯一の弱点は土曜日以外はいつ開いてるかわからないというアバウトな営業形態。
  2. 古書Duckbill 山の中、田圃を見下ろす高台に立つ一軒家の古本屋。朱塗りの壁も美しく、訪れたお客には一杯お茶をふるまってくれる。堅めの本が多かったので本探しには微妙かもしれないが、ピクニックがてら出かける価値はあり。
  3. ビデオ激安王 倉庫のような巨大中古ビデオ屋。ものすごい量の屑ビデオが叩き売られている。もちろん中身は全部屑なので、変な期待はしないように。
  4. やまびこ書房 市内からは離れた場所で、埃まみれの店内はいかにも昔ながらの古本屋。意外と掘り出し物がありそう。金沢関係の本がかなり充実していた。
  5. 本の広場 香林坊の近くに出ている常設古書市。能登半島の古本屋や市内の店が在庫を出品しているらしい。意外なものが転がっている。

 あと市内には古本カフェあうん堂本舗があるようだけど、古本カフェということである程度見える部分があったのでパス。

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2008-04-10

鹿島1-0北京国安@鹿島

 観客6748人。たいへん寒く、モツ煮を食う食う。行列もなく、グルメスタジアムを大いに堪能した。だが試合の方はあまり堪能とまでは……

 試合は北京がよく走り、連戦の疲れから出足の悪い鹿島は押され気味。とりわけ20番マルチネスの運動量に手を焼いていた。北京は基本的に引いてカウンター狙いだったので、苦労するのは仕方ない。4番が退場して一人減ったあとはますます引きっぱなしの北京DFの前で横パスを回す展開が続く。本山がもう少し中に切り込んでいけたら良かったんだろうが、パートナーがダニーロだと攻撃に専念するわけにもいかなかったか。

 ホームで10人相手に一点差勝利。とはいえ、新井場の強烈なミドルが一本でも決まっていたら……というところだから、まあ結果オーライか。ダニーロは今日も獅子奮迅だったが、守備に戻るときの大股の走りはまさにおっとり刀という言葉がぴったりだった。

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2008-04-06

かなまら祭り2008


  Kanamara Festival 
  Originally uploaded by Garth Yanashita.

 いい陽気だったので、「ちんこ祭り」として有名な川崎金山神社のかなまら祭りに行ってきた。最近では海外での方が有名で、外人観光客が集まっておおはしゃぎ。「Oh! ウタマーロ!」みたいな感じで。

 もともとは鍛冶をつかさどる火の神様なんだそうで、名だたる製鉄メーカーがこぞって黒光りする鋼鉄のペニスを寄進したもので境内がたいへんなことに……たいへん立派な逸物を堪能させていただき大満足。もうちょっとソフトなものがお好みの人にはチンコあめとかチンコチョコとかも。

Cute Girl in Kanamara Festival 会場でいちばん人気だったのはまちがいなくこの少女。チンコあめを可愛らしくペロペロ舐めてる姿が衝撃を呼んで思わずまわりから写真撮られまくり。必ずや世界中のヘンタイに向けて配信されているものと思われる(オレも及ばずながら協力してみた)。問題はカメラ向けると口からチンコ離してピースマーク作っちゃうことかな。

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2008-01-01

あけましておめでとうございます

 年頭でもあることなので、今年の予定をちょっと記しておきます。翻訳は現在決まっているのは二冊。ジョン・スラデックの『蒸気駆動の少年』(河出書房新社)は奇想コレクションから二月下旬発売。ありあまる才能を全力で無駄遣いしまくった作家スラデックの全貌をはじめてご紹介できるのは何よりの喜びです。ぼくは編集と一部翻訳を担当していますが、超豪華翻訳陣だけでも一見の価値はありでしょう。現状でも四五〇頁を越え、奇想コレクション最大のボリュームになる予定。「やってしまった……」という達成感がただよっていますが、何をやってしまったのかはよくわからない。ラインナップ等についてはもう少し発売日が近づいてから。なお、発売記念イベントも二月中旬に予定しております。

 もう一冊はJ・G・バラードの『クラッシュ』。かつてペヨトル工房から出ていた本ですが、三月に創元推理文庫から初の文庫化となります。昔の翻訳に手を入れ出すともう大変なことに……

 あと、まだ具体的に発表できる段階ではありませんが、洋泉社から出ていた殺人マニアムック『Murder Watcher』も定期刊行化に向けて動いています。雑誌では〈S-Fマガジン〉で二月頃から映画評を連載予定。あと、いくつか企画中の本もあって、今年もまずまず忙しくなりそう。では、本年もよろしくおねがいいたします。

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2007-10-20

スピルバーグとイーストウッドの10年

boidの樋口泰人氏と会って対談。実は〈エスクァイア〉の連載をまとめて、年末ぐらいにエスクァイア・マガジン社から単行本にしようという話があるの で、それに載せるためにおねがいした対談。およそここ10年ほどのアメリカ映画の動向についていろいろ話す。

んで結論は、やはりここ10年のアメリカ映画はスピルバーグとイーストウッドに尽きるということに。あと『デスプルーフ』がなんであんなに素晴らしいのか、なんとなくわかったような気がする。それとチャーリー・カウフマン問題。

問題は肝心の本の方で、スピルバーグもイーストウッドも全然論じてないってことだな。

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2007-09-04

さよならSF大会

the 65th World SF convention Hugo award

Nippon2007(第46回日本SF大会兼65th World Science Fiction Convention)に行ってきた。

SF大会には久しく行ってなかったんだけど、今回はおそらく最初で最後の日本でおこなわれるワールドコンなので出かけることにした。ロバート・シルヴァーバーグにサインをもらい、ヒューゴー賞授賞式を見物し、英語企画も物色し、テッド・チャンインタビューもNW企画も見て、三日間たっぷりSFを満喫した。

で、あらためてしみじみと思うのは、SF大会は進化の袋小路に入ってしまったなあ、ということだ。

はじまる前、あまりに準備の態勢がデタラメなので、「史上最低のワールドコンと言われるのではないか」「国辱ものだ」と心配している人も多かったのだが、蓋を開けてみればワールドコンの海外客はたいそうのんびりまったりしていて、キリキリしているのは日本人参加者だけだった。それは企画にもはっきりとあらわれていて、ワールドコンの英語企画は演者も客席の参加者も区別がなく、ほとんど大会の合宿企画のように参加者からの勝手気ままな発言を許容しつつ進行していく。一方で日本の企画はゲストとして招かれた演者のお話をお客さんである観客が拝聴する(演者の方はお客を楽しませる)。日本のSF大会にはあきらかに矛盾がある。つまりボランティアベースのイベントであるくせに、プロの演者がサービスとしてお客を楽しませることになっているのだ。

なぜこんなことになってしまったのかといえば、それは歴史的な問題で、たぶんアシノコンあたりまで遡ることになるんだろう。プロとアマを分離しようとした(どちらの側もそれを望んだので、どちらかが悪いというわけではない。強いて言うならその発想自体の問題だった)ときに、たぶん今にいたる道が築かれてしまったのだ。そして完全にファンベースの大会にするには、今の大会規模は大きすぎる。せいぜいが千人くらいの規模で、どこかの公民館みたいなところでやるしかないだろう。それなら参加費ももうちょっと安くなるし、ワールドコン並にまったりした企画でも誰からも文句は言われまい

ぼくがSF大会に行かなくなったのは、なんの企画もないのにゲストとして呼ばれるのが苦痛になったからである。行くなら金を払って参加すべきだし、その気がないなら行くべきではないと思ったからだ。本当に見たい企画、参加したい催しがあるなら、あるいはSFファンダムにそれだけの思いがあるなら行くべきだけど、そうでもない人間がゲストにしてもらっても、一般参加者の負担を増やしているだけのことである。そう思うと同時にほとんどSF大会に行く意味がなくなっていることに気づいた。だから幕張メッセのSF2001を最後にゲスト招請はお断りしている。

だから、これが最後のSF大会参加になるかな、という気が自分でもしている。別にファンダムから足を洗うわけじゃないけど、今のかたちのSF大会にはぼくのような人間は居所がないのだ。楽しかったけど、さようなら。

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2007-08-02

21世紀の警察

7月最後の土日は尾道に花火を見に行くことになっている。毎年恒例なので、最近はオプショナルツアーをつけることにしている。今年は岡山旅行。といっても観光したわけではなく、図書館に直行して本を読んでいただけ。きれいで広い岡山県立図書館には岡山県警察の機関誌『後楽』が所蔵されているので、そのバックナンバーを朝から延々と読みつづけていたのである。残念ながら膨大すぎてとうてい一日でのチェックは不可能。昭和50年くらいまで行ったところで時間切れになってしまった。

もちろん事件関係の記事を中心にチェックしていたわけだけど、警 官向け社内報のようなものなので、漫画とか俳句・短歌の投稿といった普通の雑誌にありそうな記事もある。小説だって載っている。なんと「二十一世紀の警察」という未来予 測SFまであった! テレビ電話とかモノレールとか動く歩道とかがある真鍋博な感じの二十一世紀岡山を舞台にした警察小説なのである。

もっとすごいのは眠狂四郎と拝一刀と木枯らし紋次郎とカムイと赤銅鈴之助が戦う同人小説みたいなもので、なぜかこの人たちが魔神に導かれて吉備路 (岡山)に集結するのだ。作者は昭和24年生まれの東大法学部の学生(たぶん父親か兄弟かなんかが岡山県警に勤めていた)らしい。岡山警察おそるべしとしか。

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2007-07-02

One-Armed Machine Girrrrl!

One-armed Machine Girrrrl!  霊峰富士の裾野、御殿場までえっちらおっちら出かけてゆく。井口昇監督の新作、『片腕マシンガール』の撮影見学である。着いてみると、そこは地獄だっ た……現場はすでに地獄の一丁目状態で、切られた手や足や顔、穴があいたりバラバラになった胴体がそこらじゅうにごろごろしている。加えてカット割りの細かさとアクションの密度はありえないぐらいで、連日 連夜体力の限界に挑戦するかのごとき撮影が続いているのだという。井口組恐るべし。しかし誰一人嫌がるでもなく、進んで過酷な撮影に挑戦しているのが井口 くんの人徳か。まあ井口くんがいちばん楽しそうなんですけどね。 なお、テーマは「イジメはよくない」だそうです。そりゃそーだ。

 ヒロインの片腕少女はグラビアアイドルの八代みなせ
なかなかアクションも頑張っていて期待大。井口くんも大いにお気に入りのご様子。井口くんが求めるタイプの誇張した演技には、グラビアとかやってる人は結構向いているのではないかと思ったりもする。キメ顔を作ることには慣れているからである。

『片腕マシンガール』は井口昇、初の海外資本の作品(デモ田中世界進出!) 年内にはアメリカに上陸の予定だとか。今日はFangoriaの取材も来ていたというくらい。ところで肝心の日本公開は……

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2007-06-28

ガンダーラ映画祭トーク

〈ガンダーラ映画祭〉のトーク・ゲストに呼ばれて渋谷のアップリンク・ファクトリーへ。行ってみると、わりと寂しい客入りというか……映画が終わるとぞろぞろ人が帰ってさらに寂しいことに。わずかに残ってくれた人へのサービスとして文明堂のおみやげをあげたりしてサービスにこれつとめる。まあ、今日来てくれた人だけは、文明堂のカステラを見るたびに由美香さんのことを思い出してくれるだろう。

 トークでは、どうせ聞いてる人はほとんどいないので、適当に放言。気になる人もいるかもしれませんが、すべて風と消えました。貴重な飛び入りゲストも風と共に散る。

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2007-06-21

AV教育の重要性

 ゆえあって、こないだから昔の教育映画について調べている。で、昭和30年代の教育映画雑誌とかをひっくり返していたのだが、なかなか面白い。当然、教育 映画をはじめとする視聴覚教育の重要性が強く訴えられているのだが、視聴覚教育つまりAudio Visual Educationの未来についてみなが論じている。略して「AV教育」。

 見出しを見ると

AV教育のための社会教育か、社会教育のためのAV教育か」
「学校AV教育の現状と問題点」
「AV的表現--未来を見つめて」

 やっぱりもっと学校でもAV教育をやらなければならないね!

「……AVの世界こそ、もっと闊達で未来を見つめた世界であるはずだからだ……ともあれ、いろいろのAV団体があったり、たくさんの関係業者が あったりするので、そのすべての人々が同じ考え方に徹することが、なかなか難しいわけである。だが、一人一人がばらばらなことをやっていたのでは、AVの 仕事は前進しないことを銘じておきたい」

 今から五十年も前の論考にもかかわらず、見事にAV界の問題をついているではないか! AVの人たちも一致団結して未来を見つめていってほしいものである。

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2007-06-16

タランティーノ取材

 タランティーノが三池監督の『スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ』出演のため来日してるんで、秘宝組で取材することに。
 タランティーノが
「グラインドハウス二本立ての伝統はアメリカにしかない(から他国では一本ずつバラバラ公開にした)」と言っていると聞いたので
「グラインドハウス大国の日本をなめるな!」と言ったら
フランス人なんかと一緒にして済まなかった」と謝ってました。

 いろいろ無駄に盛り上がって取材の終わり。
「おまえら最高にクールだったぜ。今日はもう時間がないけど、また来るからさ、そのときは…」
 てっきり飲みに行こうと言うのかと思ったら
クールなビデオ屋連れてってくれよ!

 そういうわけなんで、ビデマにはなんとか頑張って2フロアに戻すよう努力していただきたい!

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2007-06-09

井土紀州取材

Aoumanew01  高田馬場で『ラザロ-LAZARUS-』の監督である井土紀州氏に取材。なんか一方的にこっちの思うところを聞いてもらっただけ、みたいになっちゃって申し訳ないことであった。いずれにせよ、映画は今年ベスト級の傑作なので、できるだけ多くの人に見て欲しいと思います。ビデオ撮りであんな緊張感のある画面を撮れる人は他にいません。世の心あるプロデューサーは、これを見たら、即座に井土さんに桐野夏生原作作品とかの監督を依頼してください!

 取材は映画秘宝次号に掲載予定。映画は7/14(土)よりポレポレ東中野にてロードショー。ぼくも期間中にトークショーでお邪魔する予定です。

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2007-06-07

中原昌也聖誕祭@LOFT+1

 大勢の御来場をいただき、ありがとうございました。
 とくに無理矢理舞台にあげて無料でメッタ斬りまでやっていただいたトヨザキ社長+大森望、洋泉社の田野辺くん、滝本誠さんには感謝の言葉もございません。
 ちなみにぼくからのプレゼントはTACOのビニール盤。持ってなかったそうで何より。

 最初はどうなることかと思ったけど、最後はなんとか格好がついて良かった……さすが世界のエンターテイナー中原。 

 読売新聞Pop Styleブログにお宝がアップされてますんで、雰囲気の一端なりと味わいたい方は是非。

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2007-06-04

finetune

 finetuneというものを教わって、ゴシゴシいじってみる。こんなんでましたけど。

 本当は実際の殺人事件をうたった歌だけで集めてみたかったんだけど、45曲も思いつかなかったんで、コンセプトがだいぶ曖昧になってしまったのであった。Wesley WillisRichard Speckが素晴らしすぎておすすめ。

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2007-06-03

SPACロマン 静岡演劇篇

Isolation_2 SPAC社会講座「教育は劇場にあり!」@静岡芸術劇場

 静岡と言えば舞台芸術。というわけで演劇祭の関連企画に招かれて、宮城聡SPAC芸術総監督、塚本晋也監督とともにトーク。かなり支離滅裂でお恥ずかしいかぎりですが、塚本監督に助けられてなんとか終了。

 終了後、ニコラ・デュリューの「綿畑の孤独の中で」見る。「あなたの欲しいものを売ってあげましょう」というセールスマンと「おまえが何を売れるのか教えてくれ」と訊ねるお客との対話劇。おたがいになだめすかし、声をあらげ、相手の望みを知ろうとする。ベルナール・マリ=コルテスの戯曲が素晴らしい。ちょっとファスビンダーの戯曲を思い出す。
 日本平の舞台芸術公園、見晴らしも良く、シチュエーションは素晴らしい。今度はサッカーを見に来よう。

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2007-05-31

山野浩一に取材

 現在調査中の『オスパー』問題でついに山野浩一氏に取材!  …いつかは会いに行くことになると思っていた山野浩一だけど、まさかこんなネタで会うことになろうとは。

 取材はまあ一歩前進しつつ一歩後退という感じだけれど、当時のSF界とアニメ界の雰囲気がなんとなく感じられたのが収穫かな。第一世代のSF作家って、ほとんどみな草創期のTVアニメにかかわっていたわけで、どんな感じだったのか興味の持たれるところではある。

 ちなみにこの取材を申し込んだとき「ダービーまでは忙しいけど、終わったあとならいいよ」と言われていたのだけれど、結果を聞いてみたら「ウオッカの単勝は取った」とのことだった。さすがだ。

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2007-04-15

ピンク大賞特別賞 

 昨日は池袋新文芸坐でピンク大賞。『女優・林由美香』で特別賞をいただいたので、受賞者として壇上にあがる。場内は立ち見も出る大混雑ぶり。なんだかピンク映画館に閑古鳥が鳴くほどにこういうイベントだけが盛り上がってくるようで、なんとなく寂しいような気もする。

 壇上での挨拶は以下のとおり(全文)。

 今日はぼくがこうやって賞をいただきましたが、別に自分がもらったとは思っておりません。これはあくまでも林由美香さんに贈られた賞です。ここに立っていますのも、誰かもらう人間がいなければならないので立ってるだけで、もちろん自分一人の力でできたわけではありません。共同編集者の直井くん、林田さんの力を借りなければとうてい本はできませんでした。それに司会の松島さんをはじめとする執筆者の方々にも深く感謝しております。

 写真や取材などで多くの方にご協力いただきました。国映さん、新東宝さん、大蔵映画さんという各映画会社、それに渡邊元嗣監督、荒木太郎監督。とりわけ渡邊監督には当日に電話して「あと二時間以内に写真貸してください」などと言ったんですが、そんな無茶なお願いにもお応えしてくれました。みなさんが「由美香さんのためなら」と快く力を貸してくれたんです。これも彼女の人徳だったんだなあ、と思います。

 これで林由美香さんは三年連続の受賞になります。一昨年は主演女優賞、そして昨年は特別賞でした。みなさんが由美香さんの映画を見てくれるかぎり、由美香さんが死ぬことはありません。今日は本当にありがとうございました。

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横浜FC0-1鹿島@日産スタジアム

Kazu300 鹿島のあまりの不甲斐なさに我慢できず、つい横酷まで見に行ってしまった。クソ忙しいっつーのに。

結果はなんとか勝っただけ。まだまだ問題は多い。

鹿島はかなり改善しているとはいえ、シュートが決定的に遅い。「打て!」っていうところで一回持ち直して打てなくなってしまう。このくりかえし。ダニーロはそんなに言われるほど悪いとも思えないんだけど、シュートを決定的に打たないのは困る。今日は柳沢が二人いるのかと思った。そしてマルキーニョスは一対一をきちんと決めるように。こんなことは言いたくないが、アレックス・ミネイロだったら今日の一対一は……

横浜の方は最初、中盤のプレスをきっちりかけてきて「おお!」と思わされたんだけど、あまりに暑くてすぐに息切れ。中盤がずるずるになって鹿島に自由に使われてしまった。ベテラン揃いだし、これから暑くなるし、あれじゃあこれからも……

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2007-04-01

総理大臣とわんぱく小僧(?)

 昼間は成城学園前に出かけ、鈴木義昭氏らとともに国映創設者・矢元照雄氏に取材。97歳ということですがたいへんお元気で、3時間以上にわたっていろいろ興味深い話を聞く。『総理大臣とわんぱく小僧』は見たいすぎる。詳しくは〈映画秘宝〉の5月末売り号とかその辺で。

 9時過ぎからトークショーがあったので渋谷に出る。某所にてBSで放送の神戸-鹿島戦を観戦。ファボンのロベカルキック(浮き上がってた)SUGEEEE! しかしダニーロ、そんなに言われるほど悪い選手だろうか? 空振りが印象悪いんだろうけどね。
 まあ鹿島の最大の問題は、野沢と田代がいなくなっただけでガタガタになってしまう選手層の決定的な薄さですね。守備面がかなりしっかりしてきたんで、このまま行ければ結果はついてくるんじゃないかな。

 その後シアターNで滝本誠氏とトークショー。シアターNの前の坂道は桜吹雪でとてもきれい。だがそんな美しい景色の中でおこなわれたトークショーは超ぐたぐたで…

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2007-03-30

霞っ子クラブ@Naked Loft

 裁判傍聴マニアの女の子集団霞っ子クラブのイベントがNaked Loftであるというんで行ってきた。今風に言えばガールズ裁判 犯罪系女子 なんかそんな感じのイベントですわ。

 イベントでは「事件現場を走る!」と題して有名事件の現場を巡礼したレポート。犯罪マニアならみんなやる。オレもやった。で見に行ったんですがあ まりに強力な行動力に完全に脱帽。宮崎勤の自宅とかルーシー・ブラックマン遺体発見現場とかくまぇりの放火現場とかを調べあげて出かけてそこでコスプレし て記念撮影。メイド服とかレッサーパンダ帽とかで。素晴らしすぎる。やっぱ若くて可愛い女の子って無敵だな。オレももう二十年若ければ……とか思ったよ。

 立ち見が出るほどの盛況だったし、イベントも面白かったし、Naked卒業してプラワンでもいいんじゃないか、と思ったよ。最強の霞っ子グッズを売っていたのでおみやげに購入して帰る。

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2007-03-21

連日連夜紀尾井町

 連日結婚パーティかと思ったら、今度は連日紀尾井町で文藝春秋社の接待を受ける羽目に。

 昨日は〈文學界〉でミシェル・ウエルベックについて中原昌也、中村佳子の三人で鼎談。例によってだらだら喋ってたので、中村さんに「いつもこんなにやるんですか……?」と驚かれてしまった。中村さん、いい人なので中原の苦悩にいちいち反応していたのでなんだか中原くんの楽しい悩み相談室といった趣に。4/8発売。

 今日は〈TITLE〉で三留まゆみと対談。こっちは東京の映画館についてということなんで、昔の名画座の話とかをいろいろする。新宿の映画館にはなぜかホモ痴漢が多かったとかそういう話。昔の映画ノートとか持っていくが、恥ずかしくてとても人には見せられません。こっちは4/26発売。合わせてよろしく。

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2007-03-19

春になると

 昨日は本の雑誌のM嬢とSF書評子のHくんの結婚パーティ。今日はSpotted productionのナヲイくんの結婚パーティ。春になると若い者はみんなうかれちまって大変だなあっていうか、犬猫じゃあるまいし春になったからって盛りが……

 ところでSFファン以外の人は知らないと思うけど、SFファンの結婚式では結婚記念同人誌を作る習わしがある。記念文集みたいなもんですかね。今回もその習わしにしたがって結婚ファンジンが作られたのだが、なんせ〈本の雑誌〉と〈SFマガジン〉の結婚だから超豪華。目黒考二、大森望他のエッセイに木村航の書き下ろし短篇、ラファティの翻訳まで載っている。金取れるくらいの代物である。

 一方ナヲイくんは一緒に『女優林由美香』を作ったくらいのピンク映画通なんで、参列者もピンク映画やらインディペンデント系の監督&俳優多数。華やかな女優陣で目の保養ができて大変よろしかったのだが、そういう会だけに出し物は山田広野の撮り下ろし映画作品。たぶんここだけでしか見られない代物。最初頭出しのために早送りしたり巻き戻したりで二十分くらいやっていてどうなることかと思ったんだけど、作品自体はすげえちゃんと作ってあってびっくり。もちろん新郎新婦出演。他に冨永昌敬の撮り下ろしもあって、今日は映像的に大変豪華なパーティでした。

 本も読んだし映画も見たから、まあ仕事したってことになるかな~

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2007-03-06

どんな映画になりたい?


 未來社のPR誌『未来』の3月号に載っていた岡田秀則の原稿(「草を食む映画」)が面白かった。映画フィルムに使われる乳剤の原料はいまだ合成されておらず、牛骨や牛皮から取れるゼラチンを使わなければならないのだという。

「私たちがこれまで映画館のスクリーンに見てきたのは、どれもこれも牛の体内物質を通過した光の跡なのである」

 あるいは常識なのかもしれないが、ぼくは知らなかった。こういう話を聞くといろいろな夢想が進む。牛骨からゼラチンがとれるというなら、人骨からはどうなのだろう? あるいは量が少なすぎるかもしれないが、もし作れるとしたら? 遺言に「ぼくの骨からは映画フィルムを作ってくれ」と書いておいたら、骨からフィルムを作って、それをみんなで見てくれないだろうか? これはいいね。千の風になって漂ってるよりはずっといい。

 もしそれが可能なら、どんな映画になりたい? やはりファスビンダー(『十三回の新月のある月に』あたりがいいね)と言いたいところだが、コメディでもいいな。生きているあいだは他人への嫌がらせみたいなことばかりしていた身としては、せめて死んだあとくらいは笑ってほしい。ブニュエルで『小間使いの日記』とかどうかなあ。ぼくから作ったブニュエルを見て、みんな笑ってくれるなら、これほど楽しいことはないよ!

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2007-03-04

蛸と将軍の夜

  初台のICCで八谷和彦のOpen Sky 2.0。メーヴェの実物を見る。たまたま西島大介らとのトークショーを開催中だったが、トークは立ち聞き程度。

408859289_0124f17d02   その後下北沢の大林千茱萸邸。今年最後の鍋ということでみんなでおでんを囲むことに。三留まゆみとか平山大明神とか集まって、わいわい騒ぐ。本日の議題は蛸。そもそもなぜ蛸だったのか忘れてしまいましたがともかく蛸。蛸。うまいもんをたらふく食ってとっても幸せ。

 大林家の愛猫ゼリーはすっかり平山氏になついて膝でごろごろ寝ていた。写真を撮ろうとするも、黒猫にはピンが来ないということを学ぶ。

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2007-02-26

+1の日

 Loft+1の一日。お昼過ぎに出かけて2時から佐川一政氏の『業火』出版記念イベント。なぜか佐川氏の生前葬という格好で、壇上に遺影が飾ってあったりした。出演者は鈴木邦夫、さくら女王様、地引雄一。ぼくもなぜか壇上に上げられてだらだらと喋りました。イベント自体も久しぶりだったし、ゲストも当日までずっと未定だったりして、本当にお客が来るのか不安が多かったわけですが、ふたを開けてみると意外と若い(可愛い)女の子がいっぱい来ていたりして、佐川人気健在なのであった。

 佐川氏、地引さんらは打ち上げに行ったが、ぼくはそのまま残って7時からのゴミ鍋。こちらも平山夢明大先生が40度の発熱ということでいろいろ危ぶまれたんですが、無事に大盛り上がりで何より。中原昌也は例によって遅刻しまくり、ようやく来たかと思うと下品なギャグを連発して本当に困ったことであったよ。終了後はそのまま飲みに行って3時過ぎまで。寝てたけど。

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2007-02-08

映画ペンクラブ賞奨励賞受賞

 ってオレじゃないんだけど(笑)

 妻が日本映画ペンクラブ様より賞をいただけることになりまして、昨日はその授賞式に行ってまいりました。 これも一重にみなさまがたのご支援の賜物でございます。
 これからは映画ペンクラブ様の悪口は小声で言うことにしようと思いましたよ。

 会場では河原畑寧先生とお話ししたりとか。

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2007-02-05

Tojima Eizo Show 2

Movie  下高井戸へ出かけ、Tojima Eizo Show 2を見る。参加メンバーはここに書いてあるとおりだけど、この後にも出品者が続々増えてあがた森魚製作の映像も上映された(第二部)。
 とうじ魔とうじからは年末年始の出来事を撮ってくれという依頼を受けていたんで、ごく普通にホームムービーを撮ってつないだんだのだが
「何かものすごく不気味で、今にも手を切り落とすんじゃないかという緊張感が……」とまるでホラー映画のような感想を言われてしまった。
 言われてよくよく考えてみると、「フセイン大統領処刑」を伝えるニュースからはじまって、怪我と死の話しか出てこない! 自分にとってはごく普通なんだが、世間的には死の香りが濃厚に漂う日常としか言えないようだ。

 会場には根本敬が来ていたので久しぶりに挨拶。作品の中ではなにわ天閣がプロの技を魅せていた。上映後は元BOX東中野のY氏と一杯やって帰る。

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2007-01-09

新年会

Dscf1284_1  銀座東武ホテルで映画業界の年賀の会に出かける。なんでも毎年恒例の会のようだが、招待状が舞い込んだのははじめて。なぜオレに? 会場で会った何人かが「なぜか今年から招待状が来た」と言っていたので、なんとなく住所録の大粛正があったのかな?同じくはじめて組のサエキけんぞう氏としばらく話す。平山夢明さんと昔からの友達だと知ってびっくりしたが、よく考えたら当たり前のことだったかもしれぬ。あと河原畑寧大先生から御下問をいただいたので、直立不動で話をしたりとか。

 夜、原宿で新年会第二弾。今度は林由美香軍団で、田野辺、ナヲイ、改森、それに予告編製作者の松江くん。目指すはもちろん野方ホープだ! まあ実は松江くんに「全部のせ」をおごるのが最大の目的だったりするのですが。楽しく飲み食いし、大いに笑う。『童プロ』その後の話には大爆笑。しかし、これが最後の童貞とは思えない! さらに恐ろしい童貞が次々と松江くんを襲うのであった。

 由美香軍団の活動は今年も続きます。田野辺くん、早く体を治しましょう。

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2007-01-05

東尋坊→金沢

正月は湯治もかねて家族と越前の温泉に行っておりました。温泉以外何もないところだったんで湯治しまくり。ちょっと足を伸ばして東尋坊に行ってきました。まあ名所になるところはそれなりのものがありますな。正月だから大にぎわいでしたが。

帰りには金沢に寄って、シネモンドでケン・ローチの『麦の穂を揺らす風』を見る。考えてみたらシネモンドで映画見るのってはじめてかも。映画ですがどんどん悲痛な話になってくる後半はさすがに見せるんだけど、そこまでの前振りが長すぎる感あり。前半を一時間くらいにまとめられたら素直に傑作だと思うんだが……

その後、去年の則文映画祭のときにお世話になったコミュニティシネマのOくんと楽しく飲む。酔っぱらってお勧めのヤッホーお茶漬け屋に行った。ヤホー! お茶漬けは旨かったよ。

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2007-01-01

謹賀新年

あけましておめでとうございます。このところ、忙しさにとりまぎれて日記更新が滞ることおびただしいので、今さらながらですがblogを立ち上げてみました。これでいくらかでも更新頻度があがるといいのですが……

昨年暮れ、ひょんなことで左肘を骨折し、七時間半の大手術をする羽目に陥ったんですが、そのせいでいろんな仕事が滞りまくって年末はちょっと大変でした。で、入院中に右手だけでパソコン打ちながら書いていた原稿が本になりました。スケジュール的にはかなりメチャクチャだったんですけど、間に合うものなんですねえ。

ひとつは1/17発売のブライアン・W・オールディス『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』(河出書房)。映画化原作ということで急遽発売となったオールディスの非SF中編。シャム双子の歌手の話です。原著には素晴らしいイラストがついているんですが、文庫ということで残念ながらほとんど抜き。一部モノクロイラストのみ収録してます。

あと1/15発売の異色作家短編集別巻、若島正アンソロジー『狼の一族 アンソロジー/アメリカ篇』(早川書房)でも二編訳してます。ぼくがやったのはジョン・スラデックとロバート・クーヴァー。遅れに遅れ、みなさまにはたいへんご迷惑をおかけしましたが、なんとか一月発売に間に合った! 自分がやった作品以外の中身は知りませんが、評判を聞くかぎりではなかなか面白そう。

今年はこのあともいくつか翻訳が続きます。とりあえずはSFM4月号掲載予定の短編がありますんで、それを頑張らないと!

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