2009-05-06

ACL第5節 鹿島3(2-0)0水原三星@鹿島スタジアム


ACL Kashima vs Swon
Originally uploaded by Garth Yanashita.
 GWなので鹿島まで行ってきた。席はメインアウェイ側1列201ということでコーナーフラッグの真ん前。野沢のCKを至近距離で観られるというわけで普段ならホクホクなのだが、大雨……

 水原にはアウェイで1-4で完敗しているので、取り返すためには最低でも3点はとらなければならない。雨だと鹿島には不利かと思ったんだが、結局は基礎技術の差が出て鹿島には有利だったかもしれない。水原はJリーグの中堅どころくらいの強さという印象だった。清水とか神戸くらいの感じ。当然ベタ引きしてくるものと思ったが、普通にラインをあげて前からプレスをかけてきた。だが、雨でスローになった試合展開では鹿島の思うつぼになってしまった。見事にイタリア式リアリズム(ネオ・レアリスモ)を発揮した鹿島がきっちりお仕事して最低の義務を果たす。しかも点はセットプレー、DFのクリアミス、カウンター。毎回思うけど、これやられた方は本当に凹むだろうねえ。実に嫌らしい勝ち方だよな。

 鹿島のこの嫌ったらしい強さだけど、要するに90分間同じことをやりつづけられるってことだと思う。ムラがないから、ちょっとでも隙作るとやられちゃうんだよね。言うのは簡単だけどそれを実行できる集中力はなかなか保てない。その点では今日はやっぱり小笠原が凄かった。つねに最初にボールアタックに行きつづける運動量はさすがとしか言いようがない。最近の鹿島につきまとうのが小笠原の後継者問題なんだけど、今日なんか40歳くらいまでやりそうな勢いだった。

 前半だけで変えられてしまった篤人はどうもありえないパスミスを連発していて、オーバートレーニング症候群の疑いが。

 水原のサポは少人数でずぶ濡れになりつつたいへん気合いの入った応援を展開しておられました。

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2009-03-01

ZEROX杯 鹿島3(3-0)0G大阪@国立霞ヶ丘競技場

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 シーズン開幕を告げる花試合だが、去年ACLと天皇杯で一段レベルがあがったかな?と思われされたガンバ大阪相手なので、好試合を期待して出かける。「ハンドバッグ席」というのを買ったら、ポシェット入りの手袋がついてきた。

 試合は前半七分にCKからのこぼれ弾を興梠が叩きこんで先制。あとは鹿島の注文通りのゲームになって、前がかりになったガンバの裏を取ってたちまちに前半で3-0。後半は流してサービスで大迫まで出す余裕っぷり。順調すぎて怖いわ。

 本山のボランチはいかにも応急措置って感じで危なっかしかったんだけど、ガンバのプレスとショートパスを的確なポジショニングと正確なミドルパスでかいくぐっていくあたりの中盤の攻防はたいへん面白かった。なんというか、ガンバはまずパスを手近な相手から探していくけど、鹿島はまず遠い相手から探していくという感じ。

 相変わらず遠藤のキックは素晴らしいけど、今日は鹿島のディフェンスがシュートコースをしっかり切ってたんで、ミドルを打たれてもあまり怖くなかった。最後は決定力の差だったかね。なお、吉田主審はグダグダ。今年はああいう基準で取るぞって範をしめしたつもりなんだろうけど、あんなにファール取ってたらACLでボコボコにされちまうよ!

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2008-03-16

東京ヴェルディ0-2鹿島@味スタ

(またはダニーロの魅惑)

 シーズン初観戦で味スタに出かける。暖かいというよりは暑いくらいの好天。気温40度で試合して中三日でこの暑さという鹿島はさすがに動きが悪く、コンパクトなゲームを挑んだヴェルディに中盤でも互角の勝負になる。青木と新井場だけは元気だったが。新井場は最後まで運動量が落ちなかった。代表に呼ばれてもいいくらい絶好調だと思うんだがなあ。

 後半に入ると小笠原までゴール前に張り付くかたちになって、何度かピンチを迎える。ここで投入されたのがダニーロ(11)。「サンパウロの10番」として鳴り物入りで来日したが、日本の早いサッカーに適応できずすっかり時間稼ぎ要員に。でもスタジアムでは人気なのだよね。まあ人柄の良さもあるんだが。

 ダニーロがなぜ駄目だったのか、今日の試合を見てよくわかった。ダニーロってともかくプレーが大きいのだ。下手なのではない。ともかくスケールがでかい。まるで跳ね返すかのようなトラップ、蹴り出すようなドリブル、早くて長い(明後日に出す)スルーパス。まるで中田ヒデのスルーパスのようだが、中田のパスは本人の性格の反映だが、ダニーロのスルーパスがあんなに鋭いのは何故なのか? それは彼のスケールがあまりに大きいからである。トラップもドリブルも、無駄にでかい(190センチある)身体のスケールに合わせて大きいのだ。本山のテクニックは狭いところを抜いていくのに特化したものである。本山はその名人で、いわば日本的テクニックの完成品である。ダニーロのボール扱いはそういうものではない。もっとおおらかな、青空の下でたわむれるかのようなものだ。ダニーロは、古き良きサッカーを思い出させてくれる。だから誰もがダニーロを好きになってしまうのだ。

 だからオリベイラが後半、暑さと疲れからスペースが出来てきたころにダニーロを投入したのは理詰めの交代だった。ダニーロの大きなプレーはスタジアムにはよく映える。ボールを受けて反転する派手な動作から鋭すぎるスルーパスをマルキーニョスに通し、見事勝利の立役者となった。いい休日だったな。

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2007-12-02

鹿島3-0清水@カシマ

2007.12.01 Kashima vs Shimizu

「代表ゼロで優勝」 「オズの魔法使い」 「映画化決定」

とさまざまなフレーズが飛び交う奇跡の逆転優勝劇。本当はサポーターも他会場の経過を知ってはいけなかったらしいんだけど、こっそりラジオで聞きながら観戦していた。10冠のかかったゲーム、何度か観戦したけどことごとく敗退していた。ついに目の前で達成とは実にめでたい。

試合の方は開始早々押されまくり。清水の出足の良さに中盤を完全に封殺され、小笠原が孤軍奮闘するも中盤のバタバタがCBにまで伝染する嫌な流れ。それがほとんどはじめての攻撃がPKになるラッキーで、一気に落ち着いた。後半、本山のスーパーゴールが決まったあとはほぼ完勝ペース。押し上げがなくなって最終ラインではねかえし続けたのも含めて鹿島のペースと言えないこともない。今日は本当、小笠原デーでしたね。青木はフェルナンジーニョのマークかな。

終わってみればいいことばかりの一年だった。「浦和がこけたせいだ」と言われるでしょうが、勝ち点は去年の優勝チームと同じ72なんだから、立派な優勝です。それにしてもMVPは誰になるんだろうね? やっぱオリヴェイラかな? 個人的には岩政にあげたいところだが。

携帯サイト「速報サッカー24」に鹿島優勝おめでとう文を依頼され、寄稿させていただきました。オレなんかでいいのかと思いながらも、ま、サッカー関連の原稿依頼はつい受けちゃうよね。今日のもつ煮はうまかったなあ。

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2007-10-22

ビデオ判定なんかいらない

Bf57af8abb5048990c0f4758a97ff6df  ラグビー・ワールドカップ決勝戦だが、イングランドは残念だった。後半入ってすぐのトライがビデオ判定で取り消されなければ、勝敗はどっちに転んでいたかわからなかっ たのに。安全第一の南アよりも、イングランドの方がはるかに魅力的なラグビーをしていた。すばらしい集中力を見せつけていたウィルキンソンに勝たせてやりたかった。

 今日のMLB アメリカン・リーグの優勝決定戦、5回にレッドソックスのレフトのラミレスがフェンスからのクッションボールをノーバウンドで素手で受けて二塁に送球、アウトにする凄いプレーがあった。まさにメジャー級のスーパープレー。

 だが、テレビのリプレイを見ると、どうもあれはセーフだっぽい。たぶんビデオのリプレイ判定があったらセーフになってたと思う。

 でも、あれはベースボール的にはアウトで正しいんだと思う。ラミレスのスーパープレーを見た瞬間に、球場全体がこれはアウトだな、と思ったんだか ら。プレーの美しさの前では公平性など何ほどのことか。公平性を求めてビデオ・リプレイを導入すると、プレーの衝撃がどんどん弱まってしまう。ワールド カップ決勝だって、その前のイングランドの13番の素晴らしい突破と、ウィルキンソンの見事なタップ・パスを見た瞬間に、みなこれでトラ イと思ったはずなのだ。だったら、それでいいじゃないか。

 ビデオ判定はスポーツをつまらなくする。公平性がなんだ。公平であることなんかよりも、もっと重要なことがスポーツにはある。どうかフットボールにだけはビデオ判定が導入されませんように。

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2007-08-23

北京五輪予選 U22日本1-0U22ベトナム@国立霞ヶ丘

 試合開始が遅い時間だったので、ふと思い立って見に行った。当日券を買って(バックスタンド二階席)はいると、入場時に青い旗をもらう。

 一般的に言って、引かれた相手を崩すやりかたはふたつある。ひとつは運動量によってマークを攪乱する。もうひとつは一対一で相手を抜いてフリーになる。煎じつめればこの二つだ。しかるにこの五輪代表チーム、見事に運動量がない。中盤の選手がボールをもって前を向いたらディフェンス・ラインの後ろに飛び出す動きとかをするのが普通だと思うんだが、FWは戻ってきて足元にもらおうとするばかり(たぶん、そういう風に指示されているんだと思われる)。じゃあサイドで一対一で勝負……するのは水野だけ。水野はちゃんと仕事をしていたけれど、それ以外の選手は本当に立ってるだけ。あるいはマークをはりつけたままうろうろするだけ。

 で、水野のボールが飛んでゆく先、平山くんの決定力がと言われていたけれど、見たところ、あれではどうしようもないなという感じだった。いかに背が高かろうと、ぴったりマークがついていたら、そうそうヘディングが決まるもんじゃない。でも、平山くん、まったくマークをはずそうとする動きがないんだもんなあ。飛びこむ前にマーカーに当たってふっとばすとか、マークをはずすフェイントを入れるとか、そういうことを原から教わってないんだろうか?

 だからセットプレーくらいしか点が入らないというのは見事に理に敵った結果であった。で、さらに理に適ったことを言えば、グループで最弱のチーム相手にホームで一点とるのがやっとというていたらくでは、とうていカタール、サウジ相手に勝ち抜くことなんて不可能だろうなあ。

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2007-06-30

鹿島1-2東京@鹿島スタ

Kashima Studium  今年初めての生観戦。リーグ中断前の最後の試合を見に鹿島まで出かける。5、6月と負けなしで三位まで順位をあげてきた絶好調の鹿島が、前節ガンバに凹られた東京をホームに迎える。ここまでお膳立て整っていると、逆に……

 この試合にかぎっては敗因をひとつに絞るのは難しい。復帰の中後はまったく試合感がくるっていて、使い物にならなかった。ここ二試合ほど獅子奮迅の大活躍だった青木はなぜか調子狂いっぱなしで、東京にプレゼントパスの大盤振る舞いだった(ひょっとして青木ってシングルボランチでやらせないと調子出ないのでは?)。東京のハードな当たりにすっかり劣勢になってしまい、中盤で自由にやらせてしまった。セットプレーのとき、中盤が最終ラインに吸収される悪い癖が出ていた。

 とはいえ最大のポイントはやはり野沢であろう。別にPKだけではなく、全体にキックの精度が悪く、信じられないようなミスキックもしていた。前半にかなり東京のMFからきつく当たられていたんで、その影響が出た……わけではなかろうと思うものの。

 良かったのは佐々木。佐々木が入ってから、前線で流動性が生まれてパスが回るようになった。もうちょっと長い時間使ってみてほしい感じなんだがなあ。

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2007-02-05

Super Bowl XXXXI

Indianapolis Colts 29-17 Chicago Bears (テレビ観戦)

 ぼくがはじめてアメフトを面白いと思ったのはジム・マクマーンや“リフリジレイター”ペリーがいたシカゴのスーパーボウルXXを見たときだ。マクマーンにはQBの能力というのはパスを投げることじゃないんだと教わった。シカゴには守備を見る面白さを教わった。あれ以来、ずっとシカゴを贔屓にしている。でも、レギュラーシーズンを追いかけるほどの熱心なアメフト・ファンではないから、最近ではスーパーボウルを見るくらいだ。

 いきなりヘスターのキックオフリターンTDからはじまったときにはどうなることかと思ったが、結果としてはコルツの地力勝ちという感じ。シカゴはスペシャル・チームがものすごく頑張っていただけにオフェンスの力不足が目立った。ヘスターに怯えたコルツが毎回タッチバックしてくるから、攻撃は毎回最低でも20ヤードからはじめられるんだよね。これ、すごいアドバンテージだと思うんだが、結局それを活かせなかった。グロスマン、最後は蒼白になって、とてもスーパーボウルを戦う顔じゃなかった。マクマーンに気合いを入れてもらうべきだったね。

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