BBC非英語映画ベスト100
BBC Cultureが非英語映画ベスト100というたいへんアバウトなランキングをやるということで、投票させていただきました。正直、わたくしのようなものが投票していいのでしょうか、という感じなんですが、いつまでも長老ばかりじゃアレじゃないの、という某氏の紹介で投票させていただくことになりました。実際の投票も探していただければサイトのどこかにあがってますが、これ、真剣に考えたのはベスト5までで、それ以下の5本は世界的傑作(個人的には100本くらいはすぐに上がる)の中かその日の気分で選んだだけで、それほど決定的なものではありません。個人的にはここにはどうしても『燃えよドラゴン』(1973 ロバート・クローズ)を入れたかったのですが、BBCから「それは英語映画だ」との指摘を受けまして、泣く泣く「じゃあ『ドラゴンへの道』で」ということにしましたが、しかしここに本当に入るべきは『燃えよドラゴン』なのだ、ということはみなさんご理解いただきたく、ブルース・リーとゴジラだけは非英語圏の映画として真に歴史的存在であると記録に残しておきたいのです。
なお、ぼくが一位に推した映画について「英語で紹介書け」と言われたので恥ずかしながら英語の紹介文を書きました。ご笑納くださいませ。総合ランキング一位は『七人の侍』なんですが、これは「日本人映画評論家は誰も投票しなかった」とBBCに指摘されております。蓮實重彦の呪縛なお強し。もちろんぼくも黒澤には入れてません!
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