世界の辺境とハードボイルド室町時代
高野秀行×清水克行の『世界の辺境とハードボイルド室町時代』という本の見本をいただいた。中世日本文化研究者の清水氏と『謎の独立国家ソマリランド』などでおなじみ高野氏の対談本である。honzで内容紹介のページがあるので、ちょっと見てもらうといいかも。
ところでこの中に
高野 室町時代の日本人とソマリ人が似ているというツイートがあって、清水さんの『喧嘩両成敗の誕生』(2006年、講談社選書メチエ)を読んでみたら、本当にすごく似ているんで、びっくりしました。ちょっとかぶりすぎなぐらいですね(笑)。
と書いてあるではないか。つまり高野氏と清水氏を引き合わすきっかけを作ったツィート主がいたわけだ。なかなか慧眼な人がいたもんだなあ……と思うよねみんな。
そこでこのツイートを見るとなんとびっくり! この関係に最初に気づいた人というのはこのオレではないか! すごいぞオレ! いや、まあたまたまこの二人両方の愛読者だったってだけなんですけどね。本当に偉いのは高野さんの担当編集者だった(本書の編集者)人である。でも、この素晴らしく面白い本が生まれるきっかけになったとすればこれにまさる喜びはない。ぜひ、みなさまも読んでみてください。
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