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2013-02-28

デーブリーン/ファスビンダー 二人の/二つの『ベルリン・アレクサンダー広場』

3/16(土)〜4/5(金)まで、渋谷ユーロスペースにてライナー・ヴェルナー・ファスビンダー畢生の超大作『ベルリン・アレキサンダー広場』が上映されますが、これに先立ち、3/10(日)、原宿ビブリオテックにてトークショーをいたします。アルフレート・デーブリンの原作小説翻訳改訂にも携わられた翻訳家の粂田文さんにお相手をお願いしております。

柳下毅一郎(映画評論家)×粂田文(ドイツ文学)トークショー
『ベルリン・アレクサンダー広場』(監督:R・W・ファスビンダー)公開記念

デーブリーン/ファスビンダー
二人の/二つの『ベルリン・アレクサンダー広場』

1920年代末のベルリン。戦争、失業、犯罪の増加、ファシズムの台頭...。

2013年3月、およそ10年ぶりに劇場公開されるライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督の集大成的超大作『ベルリン・アレクサンダー広場』。その公開を記念し、ファスビンダーに造詣が深く、外国文学の翻訳を多数手掛ける映画評論家の柳下毅一郎さんと、本作品の字幕翻訳と昨年40年ぶりに復刊されたアルフレート・デーブリーンによる原作小説の改訂訳に携われた粂田文さんをお迎えし、デーブリーンとファスビンダー、それぞれの「アレクサンダー広場」について、両者の比較を交えながらその魅力を語り合っていただきます。

[日時]2013年3月10日(日)
    15:00~17:00(14:30開場)


[参加費]1,500円(当日精算)


[予約制]メール(biblio@superedition.co.jp)または電話(Tel.03-3408-9482)にて受付。

 ●メール受付:件名「柳下×粂田トーク希望」にてお名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。
        おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。

 ●電話予約受付:火~土曜 12:00~20:00/日、祝日 12:00~19:00

 ※定員80名様

 ※お席確保ため、イベント1週間前から当日(3/3~3/10)のキャンセルは、キャンセル料(1,500円)
  が発生します。予めご了承ください。また定員に達し次第、キャンセル待ち番号のご案内となります。
  お席をご案内できる場合のみ、イベント前日午後5時まで随時ご連絡させていただきます。


[会 場]Bibliothèque(ビブリオテック)

協力:株式会社アイ・ヴィー・シー(http://www.ivc-tokyo.co.jp/)

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2013-02-04

Action Journal

Action
 漫画アクション2/19日号(No.212)掲載のコラム〈アクション・ジャーナル〉で映画『ダークシステム完全版』の紹介を書きました。実は、今回でコラム最終回となります。ぼくだけのことではなくて、〈アクション・ジャーナル〉自体が終わりを迎えることになりました。こちらの方は次号、2/19日発売号が最終回です。
 ぼくにとって〈アクション・ジャーナル〉というと、80年代後半、大友克洋を擁したニューウェーヴ漫画雑誌だった『漫画アクション』の看板コラムのイメージが強いです。あのころ、毎号むさぼるように読んでいました。呉智英、関川夏央をはじめとする錚々たる面々が無署名で書いていた凄いコラムで、当時たいへんな影響を受けました。だからそのコラムが復活するとなって、そこに声をかけてもらったときの嬉しさといったらなかった。本当に、長いあいだありがとうございました。
 なお、コラムは単行本化が進められています。4月刊行予定ですので、近づきましたらまた告知させていただきます。

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