本日決戦
遠足に出かける小学生のように興奮して早起きしてしまった。この昂ぶりはジョホールバル以来。こんな興奮があるから代表サポはやめられない。
昨日会ったドイツ人サポに「日本や韓国は十分うまいのに、どうも自信なくプレイしているように見える」といきなり本質をつかれてしまった。今こそわかるが、足りないのは自信であり、経験である。トルシェにさんざん「日本は経験がない」と言われたときには何言ってやがる、と思ったものだが、トルシェの言う「経験」とはまさにこの戦いのことなのだ。オランダと対戦するとき、ドイツと対戦するとき、我々はどこかで負けて当たり前だと思っていないだろうか?ドイツ人サポは言う。「クロアチアでもハンガリーでも、ドイツに本気で勝つつもりで向かってくる」もちろんその本気にはなんの根拠もない。客観的に見れば根拠なき自信だ。でもその思いがなければ、決して勝つことはできないのだ。
デンマーク戦、引き分けでも突破。「こういうときに負けるのが日本なんだよ」そのとおりだ。それがこれまでの経験である。勝った経験がなければ、勝ち抜けをイメージすることはできない。だが、我々はカメルーンに勝った。オランダと互角の勝負ができた。次に闘うときには、カメルーンには勝ちを計算しても許されるし、予選リーグ突破は現実的な目標になる。これが経験だ。勝たないかぎり、この経験は得られない。
どんなジンクスも終わる日は来る。名古屋だって鹿島スタジアムで勝ったのだ。日本にだって予選リーグ突破の経験は積めるはず。その日が今日でいけないはずはあるまい!
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