有害図書指定
先に刊行された『Murder Watcher vol.5 殺人大パニック!』が福島県教育委員会から有害図書指定を受けたと連絡があった。洋泉社でははじめてのことだという。『萌え萌えお仕置きアイテム辞典』や『多重人格探偵サイコ』などと並ぶと、なんとなく達成感があるのが不思議だ。ちなみに「著しく青少年の自殺又は犯罪を誘発し、その健全な育成を阻害する恐れがある」そうである。おかしいなあ。我々としては日々健康優良不良少年の育成をめざしているのだが。
先日開かれた編集会議では、この指定を重く受け止め、今一度初心にかえって青少年健全育成のために活動してゆくことが確認された。そのため次号は少し間をおいて年内刊行予定。福島県犯罪史を大特集する。いや、福島はいいのがいろいろあるんですよ。全六巻のすばらしい『福島県犯罪史』なんて本まであるくらいの犯罪先進県ですからね。乞うご期待!
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コメント
余計な事ばかりしやがる教育委員会は死ねばいい。
私は小学生の頃からRー指定はシカトしてました。
投稿: ウーリー | 2009-06-23 23:26
年齢制限って、意味ないと思いますよね!
僕が高校生のころ、近所のビデオ屋で『ギニーピッグ』が18禁になってました。どんなに凄いんだろうと想像をふくらませながら、良い子のボクはガマンしていました。
18歳を迎え、ワクワクしながら『ギニーピッグ』を借りてみたら、たいしたことなくてガッカリでした!!
投稿: こんにちわ | 2009-06-24 05:54
次号はより一層読みごたえのある、充実した内容でお願いします。そうすれば、きっと推薦図書に指定されますよ。
投稿: のわーる | 2009-06-24 23:17
「unde malum faciamus(私たちは何故に悪を為すのか)」
→有害図書があるから、悪い先輩が居るからです―で話が済むんなら、
いろいろと楽なんでしょうけどねぇー(棒)
いいじゃないか、徳目なんて凡そ「現代的」なもので。
不快感と同情との微妙な琴線のうえを歩いていけばいいじゃないか
と、思うんですけどねぇ……
投稿: 冬の蠅 | 2009-07-01 16:38