GOEMON (2009)
監督・脚本・撮影監督・編集・出演:紀里谷和明 出演:江口洋介とCGのみなさん 5/1公開
オレにコピー書かせてくれたら「ついにPS2を超えた驚異の新世代映像!」とか「これは『GOEMON』ではない、GOUMONだ!」とかいろいろいいのを考えてあげたんだが。まさか『CASSHERN』よりもつまらない映画を作ってくるとは思わなかった。「キリキリ、おまえに底はあるのか!?」
「ぱんどらのはこ」の意味が違わねえか?とか、いまどきゲームでもあの草原はねーよとか、CGの人間が走ってるのを真横から撮るのやめようよ、ハイパーオリンピックじゃないんだから!とか、広末、光あてすぎて顔の凹凸がなくなってるよ!とかいろいろあるわけですが、いちばん言いたいのはね、キリキリ、飛び上がった人間が月にかかるのってやめようよ。それ格好いいと思ってるみたいだけど、ダサイから! 『E.T.』のときだってダサイものだったんだから!
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コメント
『GOEMON』が酷いのは予告編で予想していたことなので驚きもしないのですが。
ワーナーは『GOEMON』に続くローマ字時代劇シリーズ第二弾(?)『TAJOMARU』がありますよ。
http://wwws.warnerbros.co.jp/tajomaru/?frompromo=movies_comingsoon_tajomaru
『ZIPANG』『RED SHADOW 赤影』『SHINOBI-HEART UNDER BLADE-』『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』etc・・・でローマ字、英題の時代劇は地雷の可能性大という法則ができそうな気がするのですがどうでしょう?
投稿: 通りすが郎 | 2009-05-04 19:54
「無国籍時代劇」を作りたがる人は基本的に挑戦から逃げているわけです。「正しい時代劇」を作ることができないから無国籍に逃げる。そんな姿勢でまともな映画が作れるわけはないのですよ。
投稿: garth | 2009-05-04 22:23
>「正しい時代劇」を作ることができないから無国籍に逃げる。そんな姿勢でまともな映画が作れるわけはないのですよ。
最近のアニメの時代劇もそうですね。
会川昇さんがオトナアニメで時代劇はファンタジーなんだよっていってましたし・・・・・・
やっぱ世代が変わると時代劇は過去の遺物なんでしょうね・・・・・orz
投稿: デュード | 2009-05-05 05:55
5/3の「王様のブランチ」に紀里谷氏が生出演していました。
CGに関してのカッコイイ発言、
「CGはどうでもいい! 人間の感情やアクションが重要なんです」
この映画に長い期間付き合わされたCGスタッフがこれを観て、殺意を感じたはず。
追伸
サスペリア・テルザのトークショー行ってきました。映画もホント楽しかったですよ。
投稿: tamaki | 2009-05-05 09:32
>正しい時代劇
「GOEMON」を見て、
「石川賢のような話だったら、もうちょっとおもしろくなっただろうな」
(実際、絶筆は「戦国忍法秘録 五右衛門」だったそうです)
そういう話でも「正しい時代劇」になり得るのでしょうか?
山田風太郎原作でも「正しい時代劇」は撮れるから、
たぶんなり得るんでしょうね。
ストーリーやビジュアルではなく、スピリットの問題なのかな。
投稿: 田波正 | 2009-05-05 10:35
通りすが朗さん、「五条霊戦記 GOJOE」もありますよ。
投稿: ウーリー | 2009-05-05 12:58
香取慎吾の座頭市も考えただけで恐ろしいです
投稿: あ | 2009-05-05 16:53
はじめまして。加藤ヨシキと申します。
「GOEMON」は登場人物が薄っぺら過ぎるとか色々問題がありますが、「格差社会」「戦争反対」などのテーマを台詞で提示するだけで終わっているのが致命的だと思います。紀里谷監督は「俺は娯楽大作を撮るけど、単純な娯楽映画にしたくない!」というのがあるのでしょうが、盛り込んだ要素を捌く技量が無いので、結局は退屈で中途半端な物しか出来ないのではないかと。特殊効果は原っぱのシーンが特に酷かったですね。
ところで、SPECIAL THANKSに樋口真嗣と武論尊先生の名がありましたが、この二人で普通にアニメで作った方が良かったのでは…?とも思います。
長文失礼しました。
投稿: 加藤ヨシキ | 2009-05-05 22:21
「王様のブランチ」たまたま見ていました。
紀里谷氏のその発言に、田舎の純朴な53才主婦は
「ありゃま、そうなの! そんな志がおありになるのなら、今まで無視しててゴメンね」 と思いました。
ど~だ、カッコいいだろう。
私にはそんなポーズしか見受けられないから、予告編で辟易し前作も跨いでスルー。
『北国の帝王』が何億光年も彼方に煌く星に見えてまいる次第です。
酔っ払う幸せ、垣根が低くなったのでエイヤ!とコメントさせて頂きました。
不躾の段、ご容赦下さいましたなら幸いです。
投稿: アナコンダ | 2009-05-06 00:09
暗い、長い、奥ゆきのない、三拍子そろった最低映画。俳優とスタッフの無駄づかい。こんな映画二度と撮らせないよう、劇場に行くのやめましょーよ。
大沢たかおはがんばっていた。ダメ映画の帝王からの脱却を望むばかりです。
投稿: まえば | 2009-05-08 16:26
試写会で見ましたが みんな映画はこうでなくっちゃという固定概念で見過ぎじゃないですか?
私はこういう時代劇があってもいいんじゃないかなと思いましたけど。
全てがファンタジーでもないし日本映画としては よかったと思います。
投稿: 山本美由紀 | 2009-05-28 21:16
映画を撮る苦労も現場も知らない人がよくこれだけ言えますね。たいした人です。あなたに何が出来るんですか?あなたのやり方でこんなスケールのモノづくりができるんですか?
批判は誰にでもできることです。
投稿: to | 2009-06-17 00:16
作品は結果として面白いか面白くないかで判断するべきで、
制作時の苦労の大きさは作品の価値に比例するわけじゃない。
真剣に映画をつくること、それに苦労が伴うことは前提として。
制作する人間も、きっとそう思っている筈です。
投稿: ファンブル | 2009-06-19 00:15
彼は海外セールスを考えてエキゾチックコスプレ映画としての借景に時代劇と言うジャンルを利用してるだけでしょ。時代劇への愛も歴史への好奇心も一ミリも感じられないのはそのせい。
情熱大陸で「俺くらい(金銭的な)リスクを被ってる人間はいない」と言いながら、ロスのコンドミニアムやポルシェのオープンカーなんてバブリーなアイテムをひけらかしちゃうキリキリの無防備さはいいんですけどね。
投稿: 地獄のキューピー | 2009-06-19 18:22
昨日、DVDで観ました。全然内容を知らないで見たので、あり得ないようなアクションや、私の知っている時代劇とは違う衣装や建物。。。違和感はありましたが、歴史をあまり知らないでので(>_<)、ストーリーは飽きずに見れました。
が、終盤の佐助がゴエモンにあいそを尽かした時に、あれ?と違和感。。。最後に刺してしまうストーリーは何か無理矢理のように感じたのは私だけでしょうか。。。
キャシーンは面白かったですよ。
投稿: NAO | 2010-10-04 09:50