2008年映画ベスト10
映画秘宝のベスト10発表号(2009/3)が発売になったんで、ぼくの投票を転載しておきます。
1 It is Fine. Everything is FINE! (クリスピン・グローバー、デヴィッド・ブラザース)
2 『天皇伝説・血のリレー』(08 渡辺文樹)
3 『接吻』(07 万田邦敏)
4 『VHSカフルーシャ~アラブのターザンを探して』(06 ナジーブ・ベルカーディー)
5 『イントゥ・ザ・ワイルド』(07 ショーン・ペン)
6 『実録・連合赤軍 あさま山荘への道』(08 若松孝二)
7 『ミラクル7号』(08 チャウ・シンチー)
8 『LAST CITY 背徳バージョン』(08 大木裕之)
9 『ドリラー・キラー』(79 アベル・フェラーラ)(爆音上映)
10 『幽霊VS宇宙人 略奪愛』(07 豊島圭介)
今年も素晴らしい映画をたくさん見た。本当に映画的には恵まれた年だった。ただひとつの問題が、素晴らしい映画はどれもこれも自主上映や映画祭の特別上映ばかりで普通に公開されないということだ。すべての映画が解放され、クリスピン・グローバーの執念をあらゆる人が知り、渡辺文樹のアクションが誰の目にも触れる日が一日も早く訪れることを祈る。
ワーストその他は秘宝本誌を見てください。ベスト・ガイは小野寺生哉(かなざわ映画の会)だ!
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コメント
本年度秘法ランキング1位の「ダークナイト」については柳下さんはどう評価されているのでしょうか?
宜しければ教えて頂きたく。
投稿: arai | 2009-01-24 22:11
>「ダークナイト」
ヒース・レジャーは素晴らしかったです。でも、映画としてはグダグダに長すぎますね。
投稿: garth | 2009-02-03 14:46
すみません、「イースタン・プロミス」ついては如何でしょうか?(クローネンバーグ作品なのに柳下さんがコメントされていないのが気になりまして)
投稿: N | 2009-02-03 21:21
>イースタン・プロミス
普通のベスト10(一般公開された奴だけに限る奴)だったら問題なくベスト10入りな作品だと思います。
ナオミ・ワッツと別れるあたりのいかにもセット臭いセットが良かったです。
投稿: garth | 2009-02-04 02:10