iPhone 3G
発売四日目にiPhone 3Gを購入してから二週間使いたおし、現在の確定前料金ではパケット通話料241,468円のオレがiPhoneについて語るよ。
まず、何をやるにも最大の問題はともかく動作が遅いこと。画期的なバタフライ式の日本語入力は実に使い勝手がいいのだが、この動作が致命的に遅い。立ち上げるのに数秒、入力が反映されるのに数秒といった調子なので、入力意欲をそがれることおびただしい。safariは毎回毎回落ちるし、他のソフトも固まって再起動をかけなければならなかったりするのはしょっちゅう。全体に完成度は低く、きわめて不親切である。OSの完成度は漢字talk7.0レベルと言えば、古参マカーにはわかってもらえるか。商品としては致命的欠陥が……とまでは言わないが、今の携帯のレベルから行くと考えられない。
バッテリーの持ちは悪い。朝から持ってでると夜中前にはバッテリ切れになってしまうレベル。もっぱら充電器を持ち歩いて追加充電しまくっているが、普通考えて予備バッテリは必須。だがエネループでは充電できないという話もあるので、これまた実用上は大いに問題あり、と言わねばならない。
でも……というからには、当然、それを上回るだけの魅力がある。iPhoneはウェブ端末としてはほぼ完璧な出来である。とりわけMaps(Google Map)の使い勝手は最高で、これだけでもiPhone 3Gを入手する価値はある。見知らぬ街に行っても、これだけでガイドブックから道案内までほぼすべての用が足りてしまう。たしかに携帯としての完成度は低いのだが、これから出来るだろうことを考えるとレベルが違いすぎる。そして、完成度はこれからどんどん上がっていくのだ。
住所録から電話やMapsに連携するあたりの使い勝手はさすが。ただしこればかりはもともとMacのAddress Bookで住所管理をしていたからできることではある。それをやっとかないと厳しいね。
App Storeは大いに活用している。以下、お気に入りアプリを列挙
駅探エクスプレス 必須。ほぼ現状では最強アプリ(値段も含めて)。
midomi 元々はウェブ版のサービス(鼻歌を歌うと、曲名を推測して教えてくれる)だが、iPhoneに移植されるとものすごく楽しいおもちゃになった。先日はみんなで「ポリリズム」を一発で出すコンテスト、とかやっていた。
Twittelator twitterアプリはいくつかあるけど、今のところこれが最強っぽい。Twinkleは位置情報で近所にいる人のtwitterを探してくれるアプリで、これまた非常におもしろい。なんか新しい出会い系が生まれそうな雰囲気。
AOL Radio ネットラジオ
Big Canvas Photoshare iPhone専門の写真共有SNS。どうかと思っていたのだが、やりはじめると意外とおもしろい。全員iPhoneなので、写真アップの敷居が低いからかな。
Starmap 星図アプリ。先日尾道に行ったときに必要性を実感したので購入。まだ役だった場面はないけれど、
今後の希望としてはiWantの日本版(これはyahoo!とかからデータ引っ張ってくるだけなんだからすぐに作れるのではないかと思う。そのままの移植でいいから作ってくれ!)とGPSロガーだなあ。とりわけGPSロガーはiPhoneの機能を考えるとたいへん楽しいものができるのではないか。
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