Entering Hades
1976年、オーストリア人のジャック・ウンターヴェーゲルは少女を殺害し、終身刑を受ける。獄中で彼はそれまでの人生を回顧した「煉獄(Fegefeuer oder die Reise ins Zuchthaus)」という本を出し、ベストセラーとなる。“文学者”ウンターヴェーゲルへの同情はあつまり、彼は1990年に仮釈放される。
1990年、ウィーンで謎の娼婦連続殺害事件が起きた。文壇の寵児だったウンターヴェーゲルはラジオのレポーターとして恐怖に怯える娼婦たちを取材する。91年、ウンターヴェーゲルは取材のためにロサンジェルスを訪れる。そのころ、ロサンジェルスの警察は謎の娼婦連続殺人に頭をひねっていた……
話としてはジャック・ヘンリー・アボットなんかの件と同じパターンなのだが、スケールがでかすぎる。オーストリアではその自伝も映画化されているし、「ジャック・ウンターヴェーゲルが逮捕された日(Der Tag, an dem sie Jack Unterweger fingen)」なんてタイトルの映画もあるようだ。
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コメント
http://www.youtube.com/watch?v=XBW2ZO8Vrac
この曲のモデルの人ですな!
投稿: (株) | 2008-02-06 01:28
これですこれです。Falcoかっこいいなあ。
未成年の愛人をマイアミのストリップクラブで働かせるとか、マリサ・メルと文通するとか、すごい逸話がいくらもあるようですね。
投稿: garth | 2008-02-06 01:49