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2008-01-19

2007年映画ベスト10

映画秘宝のベスト10発表号が発売になったんで、ぼくのベスト投票をここに転載しておきます。

  1. 〈グラインドハウス〉(07 クエンティン・タランティーノ+ロバート・ロドリゲス)
  2. 〈ラザロ〉(06 井土紀州)
  3. What is it? (05 クリスピン・ヘリオン・グローヴァー)
  4. 『狂気の海』(07 高橋洋)
  5. 『高麗葬』(63 キム・ギヨン)
  6. 『ブラックブック』(06 ポール・バーホーベン)
  7. 『コロッサル・ユース』(06 ペドロ・コスタ)
  8. 『転校生~さよならあなた』(07 大林宣彦)
  9. 『アポカリプト』(メル・ギブソン)
  10. 『奴隷』(07 佐藤吏)

 タランティーノに映画の魂を見た。なぜ70年代の低予算アクション映画があんなに我々の心をとらえるのか、その答えをタランティーノが教えてくれた。あの性急さと御都合主義、生々しい肉体活劇の中にこそ映画の本質である何かが眠っている。〈ラザロ〉や『狂気の海』もまた、低予算であるがゆえに映画の魂を掴みえたのだ。まこと金持ちが天国に入るのは難しい、とイエスが言うとおりである。

 ワーストやらは本誌の方を見てください。全体投票は、なぜ〈グラインドハウス〉の票をまとめなかったのかわかりません。梅澤くん(童貞二号)の驚異の大躍進に笑う。

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コメント

お金が掛かっていて規模が担保されていたとしても、
例えば澁澤龍彦が『ミューゼアム・オブ・カタクリズム』で告白したような、
『宇宙戦争』(スピルバーグ版ゴジラ?)的な陶酔が感じられないのであれば、意味が……ねえ?

選考、ご苦労様でした。

投稿: 冬の蠅 | 2008-01-19 17:06

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