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2007-11-01

ビキニ娘、波の数だけイカせて(1999)

Sh_100000810_m  上野オークラで渡邊元嗣監督特集を見る。いわゆる「作家」としてアテネ・フランセやポレポレ東中野で特集上映が組まれるタイプの監督ではなく、当たり前 のエロ映画を作りながらその中で作家性を発揮すると言うタイプの渡邊元嗣だけに、こうしたかたちで特集が組まれるのは嬉しいことである。

 三本それぞれに面白かったが、いちばん楽しかったのは1999年の『ビキニ娘、波の数だけイカせて』(『痴漢海水浴 ビキニ泥棒』の改題作 品)。これ、タイトル・ロールの「ビキニ娘」は黒田詩織が演じている東京で働いているイメクラ嬢の方なんだけど、映画の中での主役はその姉で旅館「汐風 荘」をやっている未亡人の姉、西藤尚の方なのだ。夫が死んでからはや七年、一人で旅館を守っているが…という役どころ。

 話的には妹の方に行ってもいいのだが、途中からすっかり西藤尚の方にカメラが向きっぱなしになってしまう。またこの西藤尚がすばらしく可愛く撮 られて魅力的なのである。惚れた女優は可愛く撮る、渡邊元嗣の良さが発揮され、映画自体のバランスの悪さとかは忘れてしまえる。

 三本のセレクションには、一応ジャンルを分けたりとかの考慮があったようだけど、このさい惚れた女優で三人並べた方が良かったんじゃないかな あ。その方がよりナベ的セレクションになったんじゃないか。あと、80年代の作品はやらないのかなあ、と思ったが、よく考えたら初期作 品はみな新東宝だったのか。今度は国映=新東宝でも特集をよろしく。

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