神様で湯浴み
山形ドキュメンタリー映画祭に参加。途中で山形を離れ、湯殿山に来る。山形からはバスで一時間半ほどの旅である。当然湯殿山にはお参りしたのだが、古来湯殿山は出羽三山の奥宮であり、
「語るなかれ」「聞くなかれ」と戒められた神秘清浄の地なのである。そういうわけで、何を見たかはお教えすることはできない。以下は湯殿山に行ったことある人にはわかる話。
今回、せっかくなので湯殿山ホテルに泊まってきた。キノコづくしの食事もだが、ここの売りはなんといっても温泉。この温泉、神域に湧いてる温泉と成分同じ、というか同じ温泉らしい。 神様にたっぷり浸かって朝湯までして、斎戒沐浴して心身ともにすっかり毒が抜けたよ。
翌日は鶴岡へ。途中、大網というところにある大日坊と注連寺というふたつのお寺に参拝する。ここ、往時は湯殿山の別当として栄えた寺で、どちらも湯殿山で修行した行者の即身仏があるので有名なのである。今回はミイラ尽くしということで、鶴岡でも南岳寺というミイラ寺におまいりしてきた。しかし街中にいきなり「ミイラ仏」って書いてある風景は凄い。
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