第三回背徳映画祭
本日最終日だということに気づいて、慌てて見に行った。以下、思いつくままに感想。
いまおかしんじの『金鮎の女』に爆笑する。「佐藤宏。をプロデュース」というか。鬼才いまおかが下流社会の真実をえぐるドキュメンタリー!だった。いや ドキュメンタリーじゃないけど。いまおかしんじの佐藤宏サーガがはじまってしまったような気がする(第一作は『かえるのうた』のDVDについてるアレ)
前田弘二の『遊泳禁止区域』は下北沢で撮るべきだったんじゃないか?と思う。まるでラ・カメラを出てぶらぶら歩いてる人たちを撮ったようだったからだ。
村上賢司の『フジカシングルデート』について言えば、あれは絶対に最後の女の子との出会いを8ミリで撮らなければならなかった。いや9/13と日 付が入っていて9/14公開なんだからそんなことはありえないんだが、でもなぜか8ミリで撮られている。それが「8ミリを回せば奇跡が起こる!」ってことなんだと思うの だ。
吉行由実の『ミルキィ♡オーディション』はあまりに凄すぎて唖然。何が彼女をさうさせたか、と。 まあいちばん監督本人の生理に忠実に撮られた一本ではある。
しまだゆきやすの『京都借ります』はハイビジョンで撮れ! 臍ピアスの穴まで写せ!という感じ。他作品も含め、とりあえずヌードが出てくるので金返せという気にならないのが美点か。
吉行作品を見た人は誰もが聞きたくなる曲……ある意味吉行由実のテーマソングだな……まさに不思議東京シンデレラだよ!
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