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2007-06-30

鹿島1-2東京@鹿島スタ

Kashima Studium  今年初めての生観戦。リーグ中断前の最後の試合を見に鹿島まで出かける。5、6月と負けなしで三位まで順位をあげてきた絶好調の鹿島が、前節ガンバに凹られた東京をホームに迎える。ここまでお膳立て整っていると、逆に……

 この試合にかぎっては敗因をひとつに絞るのは難しい。復帰の中後はまったく試合感がくるっていて、使い物にならなかった。ここ二試合ほど獅子奮迅の大活躍だった青木はなぜか調子狂いっぱなしで、東京にプレゼントパスの大盤振る舞いだった(ひょっとして青木ってシングルボランチでやらせないと調子出ないのでは?)。東京のハードな当たりにすっかり劣勢になってしまい、中盤で自由にやらせてしまった。セットプレーのとき、中盤が最終ラインに吸収される悪い癖が出ていた。

 とはいえ最大のポイントはやはり野沢であろう。別にPKだけではなく、全体にキックの精度が悪く、信じられないようなミスキックもしていた。前半にかなり東京のMFからきつく当たられていたんで、その影響が出た……わけではなかろうと思うものの。

 良かったのは佐々木。佐々木が入ってから、前線で流動性が生まれてパスが回るようになった。もうちょっと長い時間使ってみてほしい感じなんだがなあ。

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2007-06-28

ガンダーラ映画祭トーク

〈ガンダーラ映画祭〉のトーク・ゲストに呼ばれて渋谷のアップリンク・ファクトリーへ。行ってみると、わりと寂しい客入りというか……映画が終わるとぞろぞろ人が帰ってさらに寂しいことに。わずかに残ってくれた人へのサービスとして文明堂のおみやげをあげたりしてサービスにこれつとめる。まあ、今日来てくれた人だけは、文明堂のカステラを見るたびに由美香さんのことを思い出してくれるだろう。

 トークでは、どうせ聞いてる人はほとんどいないので、適当に放言。気になる人もいるかもしれませんが、すべて風と消えました。貴重な飛び入りゲストも風と共に散る。

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2007-06-27

インランド・エンパイア』公開記念 世界の映画作家(53) デイヴィッド・リンチ

Lost_highway  池袋新文芸坐デヴィッド・リンチオールナイトで滝本誠さんとトークします。二週連続滝本トークですが、リンチの話を聞きたい方はこちらにどうぞ。『コーヒーブレイク、デイヴィッド・リンチをいかが』も合わせてよろしく。

7/14(土) 22:00〜

22:00〜 トーク 滝本誠×柳下毅一郎
『エレファント・マン』〈作品生誕25周年ニュープリント版〉(1980・米=英/ザジフィルムズ)
『ロスト・ハイウェイ』(1997・米/松竹)出演:ビル・プルマン、パトリシア・アークエット
『マルホランド・ドライブ』(2001・米/キュービカル)出演:ナオミ・ワッツ ★カンヌ映画祭監督賞

全席自由 [券番号順にご入場いただきます]一般2200円、友の会・前売2000円

5:55終映予定

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2007-06-26

林由美香三周忌


  Yumika Hayashi resting 
  Originally uploaded by Garth Yanashita.

 林由美香さんが死んだのは2005年6月26日、二年前の今日だ。今日は由美香さんの三周忌である。はるばる西高島平のお墓まで行ってご挨拶してきた。

シネロマン池袋林由美香三周忌特集を見る。『変態オヤジ 四十路熟女の色下着』(05)、『裏の後家さん 張<バイブ>形に夢中!』(04)、『飼育のレズ部屋 熟れすぎた恭子』(04)の三本。エクセスの後期作品なので、どれも林由美香の代表作とは言えない。二番手、三番手の助演格である。

 林由美香が二番手、三番手で助演している作品の問題点というのは、つまり、どう見てもライバルor濡れ場要員として登場する林由美香の方がヒロインより若々しく、美人で、可愛らしいので、「普通そっちに転ぶだろ!」と思ってしまうところにある。今回の三本で、それがいちばん顕著なのは『裏の後家さん張形に夢中!』だろう。誰が見たって悪役の林由美香の方がヒロインよりも魅力的だからだ。林由美香を捨ててあっちを取るなんて、その主人公、頭おかしいよ! その意味では、逆説的に、林由美香を追悼することになっていたかもしれない。

 その点、『変態オヤジ 四十路熟女の色下着』は酒井あずさがなかなかキュートなので、楽しく見ることができたのだった。

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SFM2007年8月号

720708  SFマガジン2007年8月号〈ワールドコン特集II〉に本年度ヒューゴー賞候補作のニール・ゲイマン「パーティで女の子に話しかけるには」How to talk to girls at partiesを翻訳しました。個人的にはショート・ストーリー部門ではこれが本命なのではないかと思っています。今年の世界SF大会Nippon2007に参加される方は、SFM前号掲載分とあわせてお読みになり、そのうえでぜひともゲイマンに清き一票を! ゲイマン、日本に来ないかなあ。ぼくも今年のSF大会には参加予定です。

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2007-06-24

社長秘書 巨乳セクハラ狩り (2007)

Sekuhara 監督・脚本 山崎邦紀 出演 安奈とも、池島ゆたか PG

 かつて鏡麗子にセックス・サイボーグを演じさせるというガチンコな当て書きをやってのけた山崎邦紀が、本作で池島ゆたかに振ったのは「自分では砂漠に生きる孤高なコヨーテのつもりだが周囲からは助平な豚野郎だと思われているセクハラ社長」の役である。ど真ん中の剛速球だが、池島ゆたかも真っ向から受けて立ったおかげで快作が生まれた。先日の荒木組でもたいへん良かった池島ゆたかだが、本作でも名演。最近、脂っ気が抜けていい余裕が生まれてきた感じである。

 ネイチャー系の出版社をやっている池島ゆたか社長なのだが、社長秘書にセクハラしたダメ営業部員(荒木太郎特別出演)をクビにしたときから歯車が狂いだす。自分の中のセクハラ魂が荒木のペルソナを借りて暴走しはじめるのだ。セクハラ池島が調子にのって「これに社運をかける!」と言い出す企画が『漫画ニーチェ』! チョイ悪の哲学史が本田透につながっていた、という感じでおおいに笑った。

 なお、池島のやってる出版社、外観は秋田書店、中は漫画屋が使われているようである(山崎邦紀は元漫画編集者で、塩山芳明氏とは旧知の仲であるよし)。

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2007-06-22

ヘザー・マタラッツィオという生き方

『ホステル2』を見た。この映画、他の人はどうだか知らないが、個人的興味はヘザー・マタラッツイオに尽きる。ヘザーが演じているのはイタリアの美学校のサマー・スクールに留学に来ているボルチモア(!)出身の女子大生。ヒロインの女の子とともにスロヴァキアへ出かけ、「ホステル」な目に遭うことになる。

 ここでヘザーが演じているのは美人で金持ちなヒロインとその親友のおみそという役どころ。別に何かをなしとげたわけではないがアーティスト気取りで「うーん、入ってこない」とか言ってデッサンすら取りかかろうとしない。“癒し系”が大好きで、一人で日記とかつけている。もちろん化粧もしてないが、化粧したって良くなるわけじゃない。つまりブス。ブスだからって性格がいいわけじゃなく、キモイ、痛い、ブスいと三拍子そろっている。

 天下無敵の喪女っぷりである。ヘザーが最初に注目されたのは『ウェルカム・ドールハウス』のヒロインだけど、あのときもすでにブスで頭が悪く性格も悪いええとこゼロのメガネっ娘だった。生涯喪女。ヘザーを見るといろいろ考えずにはいられない。これがブシェミであれば、あるいはフィリップ・シーモア・ホフマンであれば、何も悩むことはない。ブシェミとはオレのことである。ホフマンは決してぼくを裏切らない。でも、目の前にヘザーがいたら? いったいぼく(ら)はヘザーをいかにすべきなのだろうか? いや、そりゃ抱きしめてあげるべきなんだろうけど、でも、でもさ……

 つまり、喪女ヘザーはぼくらの偽善を鋭くあぶり出す存在なのである。ところで、こういうタイプの女は脱ぐと妙に肉感的だったりして、そこがまたリアルかつヤバイ感じなのだが(『アメリ』を想起せよ)、ヘザーもやはり……

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2007-06-21

貸間あり (1959)

 フィルムセンターで川島雄三特集。わが最愛の川島映画である。何度目かわからないけど、やっぱり大いに笑い、大いに感動する。これ、『めぞん一刻』だよなあ。というよりは、『めぞん一刻』はこのように映画化されるべきだった。

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AV教育の重要性

 ゆえあって、こないだから昔の教育映画について調べている。で、昭和30年代の教育映画雑誌とかをひっくり返していたのだが、なかなか面白い。当然、教育 映画をはじめとする視聴覚教育の重要性が強く訴えられているのだが、視聴覚教育つまりAudio Visual Educationの未来についてみなが論じている。略して「AV教育」。

 見出しを見ると

AV教育のための社会教育か、社会教育のためのAV教育か」
「学校AV教育の現状と問題点」
「AV的表現--未来を見つめて」

 やっぱりもっと学校でもAV教育をやらなければならないね!

「……AVの世界こそ、もっと闊達で未来を見つめた世界であるはずだからだ……ともあれ、いろいろのAV団体があったり、たくさんの関係業者が あったりするので、そのすべての人々が同じ考え方に徹することが、なかなか難しいわけである。だが、一人一人がばらばらなことをやっていたのでは、AVの 仕事は前進しないことを銘じておきたい」

 今から五十年も前の論考にもかかわらず、見事にAV界の問題をついているではないか! AVの人たちも一致団結して未来を見つめていってほしいものである。

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2007-06-17

ナイト・オブ・ソーサー 性霊・魔女伝説 (1973)

 アテネ・フランセの〈ヨーロピアン・ホラーの夕べ〉に出かける。 示し合わせたわけでもないが、行ってみると中原昌也、篠崎誠、屑山屑男らトラマン軍団勢揃いだった。トラマン軍団の結束の強さを再確認。

 今日は二本見たけどお目当てはもちろんアマンド・デ・オッソリオ監督のコレ。てっきり「空飛ぶ円盤の夜」なのかと思ったら、saucerではなくsorcererだった! 中身は豹柄ビキニのおねーさんがスローモーションで襲ってくる話。あの人たち、たぶん『ニキータ』とか読んでいる。後を追いかけてくる艶女たち、分かれ道で隠れると、そのまま走っていっちゃったりする間抜けさがいとおかし。

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2007-06-16

タランティーノ取材

 タランティーノが三池監督の『スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ』出演のため来日してるんで、秘宝組で取材することに。
 タランティーノが
「グラインドハウス二本立ての伝統はアメリカにしかない(から他国では一本ずつバラバラ公開にした)」と言っていると聞いたので
「グラインドハウス大国の日本をなめるな!」と言ったら
フランス人なんかと一緒にして済まなかった」と謝ってました。

 いろいろ無駄に盛り上がって取材の終わり。
「おまえら最高にクールだったぜ。今日はもう時間がないけど、また来るからさ、そのときは…」
 てっきり飲みに行こうと言うのかと思ったら
クールなビデオ屋連れてってくれよ!

 そういうわけなんで、ビデマにはなんとか頑張って2フロアに戻すよう努力していただきたい!

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2007-06-15

ゴーレム降臨!

458012288_175 ★三省堂SFフォーラム★
アルフレッド・ベスター『ゴーレム100』(国書刊行会)刊行記念
柳下毅一郎さん・滝本誠さんトークショー
「ゴーレム降臨!――アルフレッド・ベスターに始まるSF史」

日時:7月6日(金) 開場18:00 開演18:30
場所:三省堂書店 神田本店8階特設会場

SF史に燦然と輝く傑作『虎よ、虎よ!』の巨匠ベスターによる幻の長篇SF『ゴーレム100』。その刊行を記念して、翻訳家の柳下毅一郎さんと、 映画評論家の滝本誠さんをお迎えして、『ゴーレム100』をどう読むか、アルフレッド・ベスターの魅力などについて存分に語っていただきます。

『ゴーレム100』(6月25日刊)をお買上げのお客様先着100名様に整理券を配布いたします(参加無料です)。当日受け取りの電話予約も受け付けています(お問い合わせは三省堂書店神田本店 03-3233-3312まで)。

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2007-06-14

映画獣にならって

フィルムセンターで川島雄三特集がはじまったので、昨日はさっそく三本。
今日も二プログラムで三本見て、そのあとneoneo座に行って「短篇調査団 橋の巻」 を見る。
「なんかオレ、映画獣みたい?」
とか一瞬思ったが、もちろんこの行動を一年三百六十五日続けてはじめて人は映画獣と呼ばれる資格を得るのである。オレなんざとてもとても。

 川島雄三の映画は見ていると絵コンテにしたくなる。昨日今日見たのはいずれも松竹の初期作品だけれど、すでにして流れるようなカット割り。すべてスマートで助平でシニカルで素晴らしい。最後まで完走できるかな。

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第2回ガンダーラ映画祭『美しい国へ』

アップリンク・ファクトリーにて6/18(月)~7/1(日)まで開催される第二回ガンダーラ映画祭にてトークします。

6/26(火) 20:30~ ガンダーラ映画祭Aプロ上映後
上映作品:
『パリ、テキサス、守口』監督:山下敦弘(2007年/DV/26分)
『メイキング・オブ・愛憎弁当』監督:岡田裕子(2007年/DV/19分)
『誰でも知りたがってるくせにちょっと聞きにくいマルクスのすべてについて教えましょう』監督:しまだゆきやす(2007年/DV/28分)

すべてのスケジュールはアップリンク・ファクトリー参照のこと
連日トークですんで、お好みのトーク・ゲストの日に行ってください!

6/18(月) 20:30~Bプロ 桑原あつし(サウスパーク翻訳家・映画ライター)
6/19(火) 20:30~Aプロ 山下敦弘(映画監督『リンダ リンダ リンダ』)
6/20(水) 20:30~Bプロ 佐藤佐吉(脚本家・映画監督『東京ゾンビ』)
6/21(木) 20:30~Aプロ 宮台真司(社会学者)
6/22(金) 18:30~Cプロ 遠藤一郎(「ふつう研究所」所長・デザイナー)
6/23(土) 20:30~Bプロ 佐々木敦(HEADZ主宰・音楽評論家)
6/24(日) トークはありません
6/25(月) 20:30~Bプロ 熊切和嘉(映画監督『鬼畜大宴会』)
6/26(火) 20:30~Aプロ 柳下毅一郎(翻訳家・映画評論家)
6/27(水) 20:30~Bプロ 高橋洋(映画監督・脚本家『リング』)
6/28(木) 20:30~Aプロ 井土紀州(脚本家・映画監督『LEFT ALONE』)
6/29(金) 14:30~Cプロ K.K.(「ワラッテイイトモ、」作者・アーティスト)
6/30(土) 20:30~Bプロ 花くまゆうさく(漫画家)

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2007-06-12

大日本人 (2007)

  誤解しないでいただきたい。この映画がつまらないことなど、ぼくは見る前からわかっていた。だからかけらも怒ったりはしていない。そして「こんなものは映 画ではない」などと言うつもりもない。そんなことを言えば松本氏(あるいはその代弁者)から「年寄りの頭の固い映画評論家には新しい笑いはわからんのよ。 なんせ松本は天才やからね」と言われるのはわかっている。だからそもそも見に行くのは嫌だったのだ。何言ってもそれに対する反論は最初から用意されている んだからね。しかし、それでもなお、ぼくは見に行ったよ。

 そこにあったのは無だった。無。二時間の無。これはなんだろう? コメディではない。だって、ギャグはひとつもないし、ひとっかけらも笑えない んだから。でも人情ものでもない。松本氏がぶつぶつと呟いているのを二時間見せられて、なんの人情を感じろというんだろうか? 怪獣映画でもない。CGの キャラクターが人のいない町で何も壊さないように暴れるもののどこに怪獣映画の快楽があるだろう? まさか、社会批評?

 そこには何もない。ただ、ひたすら空虚な時間が過ぎていく。見ているこっちはひたすら無感覚になっていく。なんせ怒りという唯一の反応さえも最 初から封じられているのだ。それがテレビというものなのだろうか? でも、テレビならいつでも消すとかチャンネルを回すという選択肢がある(ぼくはそもそ もテレビなど見ないのだが)。映画館ではただ、ひたすらこの麻痺に耐えることしかできない。

 二時間後、ようやく解放され、ぼくは思わず近場の飲み屋に行った。そこでビールを飲みながら、たまたま手にしていたアルフレッド・ベスターの 『ゴーレム^100』(国書刊行会近刊)のゲラをひたすら読み、p.293の最後のセリフで思わずプッと吹きだして、そのときようやく人間の世界に帰ってき た気がしたのだ。

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2007-06-09

井土紀州取材

Aoumanew01  高田馬場で『ラザロ-LAZARUS-』の監督である井土紀州氏に取材。なんか一方的にこっちの思うところを聞いてもらっただけ、みたいになっちゃって申し訳ないことであった。いずれにせよ、映画は今年ベスト級の傑作なので、できるだけ多くの人に見て欲しいと思います。ビデオ撮りであんな緊張感のある画面を撮れる人は他にいません。世の心あるプロデューサーは、これを見たら、即座に井土さんに桐野夏生原作作品とかの監督を依頼してください!

 取材は映画秘宝次号に掲載予定。映画は7/14(土)よりポレポレ東中野にてロードショー。ぼくも期間中にトークショーでお邪魔する予定です。

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2007-06-07

中原昌也聖誕祭@LOFT+1

 大勢の御来場をいただき、ありがとうございました。
 とくに無理矢理舞台にあげて無料でメッタ斬りまでやっていただいたトヨザキ社長+大森望、洋泉社の田野辺くん、滝本誠さんには感謝の言葉もございません。
 ちなみにぼくからのプレゼントはTACOのビニール盤。持ってなかったそうで何より。

 最初はどうなることかと思ったけど、最後はなんとか格好がついて良かった……さすが世界のエンターテイナー中原。 

 読売新聞Pop Styleブログにお宝がアップされてますんで、雰囲気の一端なりと味わいたい方は是非。

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2007-06-04

finetune

 finetuneというものを教わって、ゴシゴシいじってみる。こんなんでましたけど。

 本当は実際の殺人事件をうたった歌だけで集めてみたかったんだけど、45曲も思いつかなかったんで、コンセプトがだいぶ曖昧になってしまったのであった。Wesley WillisRichard Speckが素晴らしすぎておすすめ。

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2007-06-03

SPACロマン 静岡演劇篇

Isolation_2 SPAC社会講座「教育は劇場にあり!」@静岡芸術劇場

 静岡と言えば舞台芸術。というわけで演劇祭の関連企画に招かれて、宮城聡SPAC芸術総監督、塚本晋也監督とともにトーク。かなり支離滅裂でお恥ずかしいかぎりですが、塚本監督に助けられてなんとか終了。

 終了後、ニコラ・デュリューの「綿畑の孤独の中で」見る。「あなたの欲しいものを売ってあげましょう」というセールスマンと「おまえが何を売れるのか教えてくれ」と訊ねるお客との対話劇。おたがいになだめすかし、声をあらげ、相手の望みを知ろうとする。ベルナール・マリ=コルテスの戯曲が素晴らしい。ちょっとファスビンダーの戯曲を思い出す。
 日本平の舞台芸術公園、見晴らしも良く、シチュエーションは素晴らしい。今度はサッカーを見に来よう。

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