« ヘザー・マタラッツィオという生き方 | トップページ | SFM2007年8月号 »

2007-06-24

社長秘書 巨乳セクハラ狩り (2007)

Sekuhara 監督・脚本 山崎邦紀 出演 安奈とも、池島ゆたか PG

 かつて鏡麗子にセックス・サイボーグを演じさせるというガチンコな当て書きをやってのけた山崎邦紀が、本作で池島ゆたかに振ったのは「自分では砂漠に生きる孤高なコヨーテのつもりだが周囲からは助平な豚野郎だと思われているセクハラ社長」の役である。ど真ん中の剛速球だが、池島ゆたかも真っ向から受けて立ったおかげで快作が生まれた。先日の荒木組でもたいへん良かった池島ゆたかだが、本作でも名演。最近、脂っ気が抜けていい余裕が生まれてきた感じである。

 ネイチャー系の出版社をやっている池島ゆたか社長なのだが、社長秘書にセクハラしたダメ営業部員(荒木太郎特別出演)をクビにしたときから歯車が狂いだす。自分の中のセクハラ魂が荒木のペルソナを借りて暴走しはじめるのだ。セクハラ池島が調子にのって「これに社運をかける!」と言い出す企画が『漫画ニーチェ』! チョイ悪の哲学史が本田透につながっていた、という感じでおおいに笑った。

 なお、池島のやってる出版社、外観は秋田書店、中は漫画屋が使われているようである(山崎邦紀は元漫画編集者で、塩山芳明氏とは旧知の仲であるよし)。

|

« ヘザー・マタラッツィオという生き方 | トップページ | SFM2007年8月号 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/198151/15542611

この記事へのトラックバック一覧です: 社長秘書 巨乳セクハラ狩り (2007):

« ヘザー・マタラッツィオという生き方 | トップページ | SFM2007年8月号 »