奴隷 (2007)
以前、エキストラに呼ばれて行った奴。SMショーの客役で阿呆面をさらしておりますがそれはそれとして。
いや、これは傑作ではないですか。映画としてどうだとかそういうレベルじゃなくて、SMポルノとしてね。演出とか脚本とか撮影とかそういう点に関してはいろいろ言いたいことがある(あのルックの乱れはなんとかしていただきたい)けど、そういうのとは関係なしにSM女優・平沢里菜子の魅力をはじめてス クリーンで見せつけた、という意味において素晴らしい。責めの場面でいちばん美しくなるのがSM女優の魅力ならば、まちがいなく平沢里菜子にはその資格がある。ま あ、本人あのまんまという話ですが。
ラストの絵を撮れたただけでも大成功でしょう。いやー、えーもん見たな~
となると次は当然『花と蛇』……みたいな話になるんだが、平沢里菜子は間違っても静子夫人ではないからなあ。何がいいんだろうねえ。団鬼六よりは綺羅光とかそっち系かな? 監督は当然小沼勝で。
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コメント
初めまして。
ヴォネガット、なくなりましたね。
柳下さんが、ハル・ハートリー監督の「トラスト・ミー」のパンフレットで、ヴォネガットの「愛よりも親切のほうが大事」という言葉を引用していたのを、思い出しました。
投稿: 岡田けんいち | 2007-04-13 02:37