ポル会
昼は東宝東和にて内覧試写。なんと『火の鳥 黎明編』だった! 日本では手塚治虫は映画化できないが、アメリカでならできるらしい。
終了後、江戸木純らと「ウンベルト・レンツィ好きだったのかなあ」「やっぱ東宝東和の血がこういう映画を買わせちゃうのかね」などと盛り上がる。
その後、麹町でT誌編集者と打ち合わせ。いろいろ口からでまかせを喋っているうちに、ふと慎太郎が東京オリンピックをやりたがる意味について壮大な妄想が浮かびあがる。すべての謎が解けた! まあただの妄想ですけどね。
さらにその後、銀座に向かってK社Tが主催する飲み会〈ポル会〉(別名:岸本佐知子女王様とその下僕たちの会)。ひたすら飲みまくり喋りまくったが、翌朝になってみるとネタはひとつを除いて何を喋ったのかまったく覚えていないのであった。社会(とH書房)の平和のためにはそれで良かったのかもしれない。ちなみにひとつきり覚えているネタというのは、果たして豊崎由美は××を××いるのかという問題だったという……ああ、すべて忘れて正解だった!
岸本さんから『空中スキップ』(ジュディ・バドニッツ マガジンハウス)を、T氏より『聖母の贈り物』(ウィリアム・トレヴァー 国書刊行会)をそれぞれいただく。「短編小説の快楽」は挟み込みのパンフが豪華すぎてしばし唖然。こんなもんに特色三色も使う出版社がどこにあるんだ!
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