ブラックブック(2006)
ポール・バーホーベン六年ぶりの新作。オランダ帰還作はナチス占領下のオランダにおけるレジスタンス活動家たちの人間模様がテーマ。と聞くと当然出世作『女王陛下の戦士』を思い出すわけだが、これはあっちがお子様向けに思えるほどねちっこくバーホーベン。すなわちひたすら 騙す、裏切る、殺す、奪うのオンパレード。『リリー・マルレーン』ミーツ『仁義なき戦い』って感じか(どんなんや)。
そんなテーマを訴えるためにバーホーベンが何をやってるかと言えば相変わらずうんことちんことまんこ(アメリカではいかにうんこちんこ趣味を抑圧していたかがよくわかる)。ナチ・マニアっぷりも炸裂してバーホーベン、ひさびさに本領発揮の傑作である。どうでもいいけど、バーホーベンって実は貧乳マニアだよね? ヒロインの貧乳っぷりに惚れました。
三月公開 予告編
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コメント
初めまして。「ブラックブック」についてググッていたら辿り着きました。
「女王陛下の戦士」は以前見たことがあるのですが、愛国英雄映画を装ったエログロっぷりが最高でした(笑)。それがお子さま向けに思えるほどとは、バーホーベン度がすごく高そうですね(爆)。今から期待が持てます。観に行きたいなぁ~。
>うんことちんことまんこ
>ナチ・マニア
ちんことまんこはハリウッドでも抑制されているとはいえ、何とかそこそこやってましたが、うんこはさすがにできなかった気がします。「女王陛下の戦士」でうんこもバッチリ描いていたのに驚きましたが、新作でもやっているのですね! やはり母国オランダに帰ったことで、バーホーベンも原点回帰を果たしたということでしょうか。
ナチスの悪魔的な魅力をマニアックに描いているのも好感が持てます。
では~。
投稿: 流刑者 | 2007-01-20 21:08
つうか、バーホーベンが撮れば何でも誉めるんでしょ。
あとロメロとか。アホくさ。
もう良い年なんだからもうちょっとマシな感想文書いてください。
信者脳を取っ払って。
投稿: @ | 2007-01-29 00:06